お部屋のインテリアの印象を左右する!ラグの選び方のポイント

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリストプロの 岸上 のぞみ です。

3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人で暮らしています。

お部屋のインテリアで面積が大きく、印象を大きく左右するラグ。模様替えなどで雰囲気を変えたいときに、まず注目したいアイテムの一つです。

これから購入を検討している方にとって、選ぶ参考にしていただければ幸いです。

求めているのは機能?デザイン?

まず、自分がラグに求めていることを明確にしましょう。

  • 床からの冷気を防ぎ、熱を逃がさない
  • 生活音の軽減
  • ホコリやハウスダストが舞うのを防ぐ
  • 床へのキズ、汚れ防止
  • クッション性や滑り止め効果
  • 色やデザインで部屋の印象を変える
  • 空間を視覚的に分ける

上記のようにラグを置くことで様々な効果があり、素材やつくりによってそれぞれ強みがあります。自分が求めている優先順位を考えると、それに合う素材やサイズ感が分かり、選びやすくなります。

ラグのサイズの選び方

サイズで悩んでいる。という方は、まずは部屋の広さや置く場所、自分や家族がよくいる位置を観察しましょう。リビングのソファ前だけでなく、ダイニングテーブルの下やベッドサイド、子供部屋や玄関に置く場合もありますよね。

ソファ前の場合、脚から左右に10cm〜15cmほど出ているとバランス良く見えます。一般的に多い140cm×200cm程度のサイズは使いやすくバランスも良いですが、「置く場所」「ソファの大きさや配置」「ローテーブルの有無」「床に座ることが多いかどうか」などによって適切なサイズは変わってきます。まずはご自身やご家族のライフスタイルを明確にしてからの購入をおすすめします。

ラグでお部屋の雰囲気は変わる。

わが家にあるラグは全部で3つ。同じ場所に置いて、印象の違いを見てみます。

まずは何にもない状態。

すっきりして掃除機がかけやすく、わが家は基本的にはこの状態です。

子どもが赤ちゃんの頃に活躍していたイブル。(サイズ 約150cm×200cm)

洗濯機で丸洗い出来て、乾くのも早いのでプレイスペースとして活躍していました。薄いラベンダー色で、ソファやクッションのテイストとちょっとミスマッチですね。

ウールラグ。(サイズ 約140cm×183cm)

ウールといえば冬の素材のように思う方も多いと思いますが、実は夏場はサラッとしていて年中使える素材。モノトーンのグラデーションになっていて、引きで見るとクールな印象。近くで見るとかわいらしさもある柄なので、ナチュラル系のソファにも合いそう。

現在は着替えるときの足元の冷えを軽減するため、洋服を収納している部屋で使っています。

1970年代のヴィンテージラグ。(サイズ 約120cm×220cm)

建売のフローリングの床の質感があまり好きになれず、長い間探していて去年ようやく迎え入れました。気分によってソファ前に置いています。

今は「ヴィンテージ風」なデザインのラグも多く市場に出回っていますが、大事に長年受け継がれてきた「味」とも呼べる雰囲気は、本物のヴィンテージ品にしか出せないもの。ラグと一緒にそんな空気を家に迎え入れました。

裏側の補修跡もまた、愛おしい。

新しくモノを迎え入れるとき、「愛着が持てるかどうか。」というのも大きなポイントにしています。古いものを選び受け継いでいくことは、サステナブルな選択にもなります。ぜひ選択肢の一つとして加えてみてくださいね。

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