3つのポイントで衣替えを上手に済ませる、クローゼットの収納方法

こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築9年の戸建て住宅で暮らしています。

クローゼットの衣替え、どのタイミングで行っていますか?衣替えの度に、重い荷物を上げたり下ろしたり…と、大掛かりな家事になっていませんか?クローゼットを管理しやすくするには、まず洋服を必要なものに絞り込むことから。そうすることで、衣替えの仕組みまで整います。ここでは、お気に入りのお洋服たちがラクに衣替えできる方法をお伝えします。


1.春秋アイテムは衣替えしない

そもそも衣替えっていつするべき?肌寒くなったと思って夏物を収めたのに、また暑い日が戻ってくる…なんてこともありますよね。何度も衣替えの出し入れ作業をしなくてもいいように、わが家は衣替えにこんなルールを持っています。

衣替えするのは、夏物と冬物だけ。春秋物は出しっぱなし。

春と秋は気候が似ていて、薄手の長袖や七分袖など同じアイテムで回すことができるため、衣替えをせずクローゼットに通年出ているアイテムにします。春や秋は1枚できるカットソーやワンピースも、冬になれば重ね着のインナーとして活用。この上にニットやアウターを着ることで通年アイテムとして使いまわします。

衣替えするのは冬のニットと夏物だけ。3月になると冬物ニットをボックスへ。重さでシワにならないよう少ない枚数を丁寧に収めて棚上へ。ニットはハンガーに掛けっぱなしだと、ハンガーの跡が付いてしまうので、オフシーズン中はボックスに収めて、大切に保管します。

Fellowes/バンカーズボックス743S・A4ハーフサイズ

2.引き出しの中を入れ替えるだけ

これはカットソーの引き出し。「カットソー」というカテゴリーで1つの引き出しにまとめているので、半袖も長袖も一緒にここに入っています。
春夏は半袖が手前に、秋冬は長袖が手前にくるように。季節の移り変わりには、引き出しの中の前後を入れ替えるだけで、衣替え完了!

衣替えの作業をラクにするためにも、クローゼットに見合った服の「持つ数」を保つことも、大切なことです。引き出しの中に収まる範囲内で「持つ数」を保つといいですね。

3.アウター類は衣装カバーで目隠し

ハンガーに掛けたまま大切に保管して置きたい衣類には、衣装カバーを。例えば年中ハンギング収納のアウター類やスーツなどがオフシーズン中に埃をかぶってしまわないように、衣装カバーをかぶせて、お洋服を埃から守ります。

これにはオフシーズン中に、使わない衣類を目隠しすることで、クローゼット内の必要な情報抑えるという効果も。例えば、夏にモコモコ素材のアウターが見えると、暑苦しくて季節感のないクローゼットになってしまいますよね。季節に合った情報だけ見えるように管理できれば、コーディネートもしやすく一石二鳥です。

いかがでしたか?
衣替えのタイミングと服の「持つ数」を見直して、衣替え上手に。収納アイテムを買う前にまず、本当に必要なお洋服だけに絞り込むというのが、衣替えの鍵になるはずです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

整理収納アドバイザー Nami Sasaki

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