KEACON
- 整理収納アドバイザー1級
- 住宅収納スペシャリスト
佐賀県在住 1983年生まれ
2018年に完成した、延床36坪の戸建て住宅で暮らす4人家族。
建築士の資格を持つ夫とともに取り組んだ家づくりでは、現在の暮らしだけでなく、子どもの成長、年齢を重ねた将来のことなどを徹底的にイメージして収納や動線を計画。使いたいところに欲しいものがしまってある、我が家にちょうどいい家が完成しました。

家づくりは、暮らしの仕組みや収納を大きく見直す絶好のチャンス。家づくりに取り入れたい収納のヒントをみなさんにお伝えしていきます。
Instagram「KEACONHOME」では、収納や動線、日々の暮らしについて発信中です。

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整理収納アドバイザーになったきっかけは?
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整理収納アドバイザーの資格を取ったのは、家づくりが終わり、インスタグラムのフォロワーさんが1万人に近づいた2020年秋。もともと建築や収納に興味があったので、独学の知識や感覚でこれまでやってきましたが、我が家の収納を参考にしてくださる方が増えたことで「裏付けのあるお片付けの知識を、自信を持ってお伝えしたい」と思うようになり、資格取得に向けた勉強を始めました。整理収納を学ぶことは、これまでなんとなくやってきたお片付けを、ひとつひとつ言語化していくような感覚で、とても楽しかったです。
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子どもの頃から、片付けが好き・得意だった?
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小さいときに、片付けを「好き」と思ったことは一度もないです。というよりも、片づけや収納を意識することがそもそもなくて。好きとも嫌いとも感じていなかったというのが正直なところです。共働きの両親と、祖父母と一緒に3世代で暮らしていたので、家の中の物の量も結構多かったと思っています。
収納に興味を持つようになったのは、学生時代のNZ留学がきっかけ。ホームステイ先の家には小さな子どももいたんですが、リビングやダイニング、キッチンなど家の中がとにかくスッキリ!高校生だった私は「雑誌に出てくるような家~」と目を輝かせました。今思い返すと、家族の共有スペースに個人のものを持ち込まないというルールが当たり前にされていたこと、パントリーなど必要な収納スペースが家自体に備え付けられていたことが、スッキリの理由。実際、当時はそこまで考えてませんでしたが、「スッキリした空間で過ごすとなんだか気分がいい」というお片付けのメリットを体感できたことが、家づくりや収納へのこだわりにつながったと思っています。