こんにちは。ルームスタイリスト、整理収納アドバイザーの安藤秀通です。東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
夏が近づき暖かくなってくると、インテリアを変えたくなってきたり、お部屋にいても涼しさを感じたくなったりしませんか?実は人間の、空間を把握する際の感覚の8割は視覚と言われており、暑さや寒さ、空間の心地良さ等も視覚から入る情報に影響されているんです。
お部屋を少しでも変えたい!変化をつけたい!そう思った時は模様替えのチャンス!今回お伝えする3つのコツを使い、お気に入りのお部屋を作っていきましょう。
- 安藤秀通 ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
- 東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
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1. 寒色を取り入れる
部屋の印象を左右するものの1つにカラーがあります。今回は涼しげなお部屋に模様替えしていきたいので寒色(寒さを感じる色)の青を取り入れていきたいと思います。そしてもう1つは中性色(暖色でも寒色でもない、どちらに属さない色)の緑を入れてお部屋のイメージを固めていきます。
まずは暖色(あたたかみを感じる色)の赤系のアイテムをお部屋から取り除いていきます。我が家はコンパクトなマンション住まい。収納場所が少ないため主に布もので色を楽しんでいます。クッションカバーやソファカバー、ラグなど、使わないときには収納できるもので季節感を楽しんでいます。
暖色を抜き、寒色の青い花瓶や小物、中性色の緑、爽やかな印象のホワイトを含んだ小物等を足していくと涼しげなお部屋が出来上がっていきます。アイテム数もそこまで多くなく、ちょっとしたことでお部屋の印象がガラッと変わってきますね。
2. ガラス素材、クリアな素材を取り入れる
涼しさを感じるポイントの1つに素材感があります。
ざらざらした土の感触が残る花器や温もりのある焼き物よりは、ガラスでできた花瓶等の方が涼しげでさっぱりとした印象になります。また色も青系のモノにするとさらに爽やかに夏のお部屋を彩ってくれるでしょう。我が家はIKEAで購入した花瓶をテーブルの上に置いて楽しんでいます。
また花瓶や器の中に水のきらめきや揺らめきがあるだけで、涼しげなのはもちろん、癒し効果も抜群ですね。我が家では、福田工房の流木ガラスに植物を水耕栽培して楽しんでいます。
夏のお花を生けたり、グリーンを植えたりするのも季節感が出て、より空間を楽しむことができますね。
3. 短い毛足の布モノを選ぶ
お部屋を涼しげに見せるために要注意なのが、布モノ(ラグやクッション)の毛足の長さです。
冬場は毛足が長くふわふわしたモノがお部屋にあると、温もりを感じたり、安心感を感じる効果があります。手触りも良く、冬場は良いのですが、夏場は逆の現象が‥。
暑苦しく感じたり、実際の室温よりも体感温度が高くなってしまうことがあります。我が家も冬場に大活躍している毛足の長いファー生地のラグを、夏場はベンチの下に収納。さらっとした素材の座布団のみを残して夏を過ごしています。
視覚から入る色味、素材感や毛足の長さでお部屋の印象はガラッと変わっていきますね。取り入れられるところからやっていき、お家の中でも季節を楽しんでいきたいですよね。
いかがでしたか。今後もお部屋を整理収納とインテリアで整え、快適に暮らしていくヒントをお伝えしていけたらと思います。
お気に入りのお部屋を作る参考になったら嬉しいです。