雨が多くなる梅雨シーズン。外に干せない洗濯物の置き場所に悩んだり、なかなか乾かない洗濯物にちょっとモヤっとしたりすること、ありますよね。わが家は室内干しスペースを作ったことで、雨の日や寒い季節でも洗濯物を心配なく干せるようになりました。今回は、室内干しスペースを作って良かったと感じている理由5つをご紹介します。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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1. 共働きの味方!夜干しで翌朝余裕が
わが家の洗濯物は、基本的に夜干しスタイル。家族のお風呂が済んだら洗濯機を回して、干し終わってから寝るようにしています。
夜のうちに洗濯物が終わっているので、身支度や子どもたちの送り出しで慌ただしい朝の時間帯に少し余裕が。家を建てた当時は夫婦フルタイム勤務だったので、夜干しできる室内干しスペースは毎日の助けになっていました。
2. 夜間電力を使うので電気代が節約
基本的に毎日夜干しをするので、洗機を使うのは電気代が安い夜間電力の時間帯。わが家は21時から翌朝7時までが割安になる契約なので、結果的に電気代の節約につながっています。
手早く乾かすために使っている、衣類乾燥除湿機や浴室乾燥機も、より少ない電気代で使うことができています。
3. 急な雨でも慌てなくなった
洗濯物を外に干しているときの、急な雨。仕事や外出先で、室内に取り込むことができない状況に、ガッカリした経験のある方もいるのでは。室内干しをするようになってからは、この悩みからすっかり解放されました。天気予報で、「晴れのち雨」という予報のときも、「外に干そうか?やっぱり中がいいかな?」と悩む手間も手放せました。
4. 無駄な移動0!時短になる洗濯動線
洗面脱衣室を兼ねたわが家のランドリールームは、広さが約4畳。隣には、家族の洋服や荷物を集約しているファミリークローゼットがあります。干すときは、洗濯機から取り出した洗濯物をその場でハンガーに掛けて、物干し竿へ。
乾いたあとはカウンターで畳んで、同じ場所にある引き出し収納や、ファミリークローゼットにしまいます。濡れた洗濯物を干す場所まで移動させたり、洗濯物を取り込んで外から持ってくる必要がないので、すごく時短につながっています。
5. リビングを洗濯物に占領されない
雨が降って、外干しできない梅雨の時期。リビングを占拠した洗濯物のせいで、子どもが遊ぶスペースが狭くなったり、お客さんを呼べなかったりすることも。普段過ごす時間の多いLDKとは別に室内干しスペースがあると、家族の居場所を圧迫することがありません。
また、梅雨時期はリビングを含め部屋の湿度自体がとても高いので、洗濯物が乾くまでに時間がかかってしまいます。扉で区切れるランドリールームなら、効果的に除湿機を使うことができるので、洗濯の乾きも早くなったのを実感しています。
室内干しスペースのメリットは、梅雨の時期に限らず、一年中感じるものばかりです。家事の手間を減らしてくれて、時間を生み出す室内干しスペース。家づくり中の方は、是非検討してみてくださいね。