こんにちは。ルームスタイリスト、整理収納アドバイザーの安藤秀通です。東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
皆さんは自分の部屋を広く見せたいと思ったことはありませんか?現在、日本の都市部では狭小住宅も多く、家族や来客の方にも寛いでもらえる広い部屋にしたいという気持ちがあっても、スペースが増やせないこともありますよね。
我が家も「狭小タイプのマンション」ですが、コンパクトな空間でもお部屋を広く見せるポイントが実はあるんです。空間を最大限に活用して広く見せるために、厳選した3つのコツをお伝えしていきますので、部屋作りの参考にしていただけたら幸いです。
- 安藤秀通 ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
- 東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
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1. 背の高い家具は置かない
我が家では部屋に背の高い家具を置かないように気をつけています。背の高い家具が多いと、圧迫感が出て空間が狭く見えてしまうからです。ダイニングテーブルを基準にして、それより高さが出ない家具を選んで配置しています。
上記の写真を見てイメージしてみてください。
部屋の奥に背の高い家具がズラリと並んでいたら、圧迫感が出て部屋が狭く見えてしまいます。収納力の問題で背が高めの家具を配置するときは部屋に入って正面ではなく、横を向いた時や、振り向いた時に見える死角に配置してみましょう。それだけでも圧迫感がなくなり、すっきりとした印象になります。
2. 窓辺は軽い印象の色で
窓辺のインテリアといえば、カーテンやブラインドがあります。面積も大きいですし、部屋に入った瞬間に視線に入ってくる、いわば空間の印象を左右するもの。
カーテンやブラインドが重い印象のブラックや濃いブラウン、ワインレッド等の重厚感のある色だとかなり圧迫感が出ます。空間を広く見せたい場合は、ホワイトやライトグレー、または明るめの色を選択してみてください。カーテンやブラインドのその先にも空間が続いてる感覚を感じることができ、部屋が広く見えます。
またバーチカルブラインド等の縦型のブラインドや、縦のラインが出るカーテン等は天井が高く見える効果があり部屋が広く見えます。窓を大きく見せるために天井からレールをつけて、カーテンやブラインドを設置することも目線が縦に広がり、空間を広く見せるコツです。これから新調される方はぜひ取り入れてみてくださいね。
3. 部屋の角には間接照明を
照明は壁に当たると部屋が広く見え、天井に当たると天井が高く見える効果があります。間接照明を部屋の角に配置するだけで空間の広がりを感じることができて、広さの体感が変わってくるのです。
最近はスタイリッシュな照明もリーズナブルに購入できたり、充電式のものも増えてきていますので置く場所も選ばず楽しめるようになってきました。少しずつ取り入れていくとどんどんお部屋が広く見えるようになってきます。
また照明があることでお部屋の中にある雑多なものや生活感のあるものから目線を外したり、すっきり見せる効果もあります。注目を集めるフォーカルポイントを照明で作り出せば、すっきり広く見えるお部屋に近づきます。試してみてくださいね。
いかがでしたか。今後もお部屋を整理収納とインテリアで整え、快適に暮らしていくヒントをお伝えしていけたらと思います。
お気に入りのお部屋を作る参考になったら嬉しいです。