インテリアって敷居が高い!?お金をかければかけるほど良くなる!?そんなことはありません。ちょっとしたコツやルールを知っておくだけで、お部屋が好きな空間になったり、お金をかけなくてもグレードアップできたり。インテリアアイテムだって選びやすくなるんです。今回はそんなインテリアのコツを、店舗ディスプレイや装飾などの経験豊富なプロアドバイザー 2人が伝授します。
2022年10月から12月に計8回開催した、REプロアドバイザーによるInstagramコラボライブの内容を紹介!今回は第4回の安藤秀通×南さやか編です。
- 安藤秀通 ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
- 東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
Instagram:@hidemaroom
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お部屋に入って1番最初に見える景色を意識する
皆さんのお部屋は入って最初に何が見えますか?
インテリアでは、部屋に入って最初の景色を整えるとお気に入りの空間ができるというルールがあります。ドアを開けて正面に見える場所や、滞在することが多い場所に、フォーカルポイント(インテリアの注目ポイント)を意識して作るとお部屋がまとまり素敵な空間に近づきます。
例えば、シンボルグリーンを配置したり、好きな絵を飾ったり、好きな家具を置いたり。最初に見える景色、よく見える景色にフォーカルポイントを作ってあげると、部屋を印象づける決め手になったり、インテリアの主役ができます。
ぜひ試してみてくださいね。
見せたくないものは死角に置く
人間の視線は空間に入ると、左から右に動いていきます。よって一番最後に視界に入ってくる右側の位置は死角になります。お部屋の正面や左側は印象に残りますが、右側は印象に残りません。インテリア的にいうと雑多な見た目の収納用具や生活感が出るものはお部屋に入って右側に置くのが良いでしょう。お部屋によっては左側が死角になる間取りもありますので、ぜひご自分のお部屋をイメージしてみてくださいね。
リビングで必要な生活用品や本の収納、お子様のいるお家はおもちゃ収納なども死角に置くことをおすすめします。見える収納だと置く場所に困ってしまいがちですが、視覚のルールを知っていれば場所を決めやすいですね。
三角形にディスプレイする
ものを飾る際に美しく立体的に見せるテクニック!「三角構成」と呼んでいます。
花瓶や小物、写真や観葉植物など、複数個、ものを飾りたいときは三角形の形にするのがおすすめ!遠近感や立体感が出て一気にディスプレイがまとまります。飾りたいものを決めて、大きいものを後ろに、小さいものを前に配置すれば三角形に見えるので簡単にできます。
棚の上や玄関スペース、デスクの上などちょっとしたスペースにものを飾りたいときは三角構成を使ってディスプレイを楽しんでみてくださいね。インテリアがさらに楽しくなり気分が上がる空間ができあがります。
グリーンや絵を使って見せたくないポイントの目隠しに使う
お部屋の中には、コンセントや配線、または壁の汚れや傷など見たくないもの、見せたくないものってどうしてもありますよね。そういう時に活躍するのが壁掛けアートや観葉植物。
気になるポイントの上からアートをかけたり、植物を吊るしたり、または大きめの鉢植えを置くだけで素敵なインテリアに。生活感のあるものを隠すって難しそうに感じますが、インテリアアイテムで意外と簡単に隠せます。インテリア小物などでも同じことができますので、お部屋の生活感が出るポイントを意識して目隠ししてみてくださいね。
いかがでしたか。さらに詳しく知りたい方はREのInstagramアカウントからライブをご覧ください。
今後もREサイトでのコラム、そしてインスタグラムでもインテリアと整理収納や快適に暮らしていく情報を楽しくお届けしていきます。お気に入りのお部屋を作る参考になったら嬉しいです。
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Instagram2022年秋冬REコラボライブ
第4回 安藤秀通×南さやか編