収納といえば収納ボックスなどが思い浮かびますが、収納用品として売られていないものでも、ものの定位置として活躍することができます。デザイン性や質感が高いものを使用すれば、インテリアと収納をうまく融合させることができるので、特に目に付きやすい場所にはオススメです。いくつかご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
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かごは収納万能選手
かごは軽くて持ち運びしやすく、自然素材でできているためインテリアと収納を両立させることができるアイテムです。わが家ではシーズンオフの湯たんぽやキャンプの時に使う調味料入れ等、使用頻度がそこまで高くないものをキッチン背面に収納しています。
通気性が悪いとカビが発生してしまうので、扉が付いているような収納の中では使わないようにしています。
食器を小物収納に
お気に入りの食器だけどなかなか使う出番がないものは、小物収納として使う手も。
一軍のアクセサリーや鍵など、玄関先に雑多に置きがちなアイテムも、お気に入りの食器を定位置にすれば気分が上がります。キズが気になる方は、布を敷いておくと安心です。
靴の箱は隠したいものの収納に
わが家で重宝しているのが、バレエシューズで有名なrepettoの箱。マットな黒のシンプルなデザインで、インテリアとしても空間に馴染みやすいです。
フタがマグネットになっていて、段ボール製の箱と比べて開閉しやすい点も使いやすく感じます。もう何年も使っていますが丈夫です。
玄関では夏のシーズン、虫除けスプレーやこども用の虫除けシール等、パッケージの印象が強いものをまとめています。トイレでも同じ箱を使っていて、生理用品を収納しています。
観葉植物の鉢をリモコンスタンドに
インテリアショップ等に行くと、おしゃれな観葉植物用の鉢が売られています。テーブルの上やテレビボードの近くなど、手に取りやすい位置に置くと生活感が気になるリモコン類も、鉢の存在感のおかげでインテリアに馴染みやすくなります。サイズもデザインも様々な種類があるので、ぜひお気に入りのものを取り入れてみてください。
収納でインテリアに個性を。
収納に特化したボックスなどは、使いやすさや空間を有効に使うという面で優れていたり、価格面でも揃えやすいというメリットがあります。今回ご紹介したような収納用品ではないものを使用するアイディアは、インテリアに個性がプラスされて、より空間が自分らしくなっていきます。収納は得意だけどインテリアがしっくりきていない・・・という方は、ぜひ部分的にでも取り入れてみてくださいね。