縦長の12畳のLDK。ダークブラウンのカーテンに合うインテリアコーディネートをご希望の4人家族。
壁一面のダークブラウンのカーテンで部屋が暗い印象にならないように、濃い色の家具は置かないように気をつけましょう。
ラグやソファのクッション部分等の面積が大きいものを白や薄い色にし、明るいコーディネートにしました。
濃い色のカーテンでも部屋を広く見せるポイント
動線というのは、人の通る道のことを指します。
リビングとダイニングスペースをきれいにゾーン分けすることで、入り口からの動線が明確になります。直線の動線をつくると、部屋に奥行きが出て広く感じる効果があります。
インテリアでは使う色の割合に注意
インテリアには、大部分を占めるベースカラーと、ポイントで使うアクセントカラーという2種類があります。
この部屋のベースカラーはフローリングに使われているオフホワイト。そしてアクセントカラーはダークブラウン、グレー、緑です。
ベースカラーとアクセントカラーの割合が6:4もしくは7:3になるように色のバランスを意識してみると、すっきりと納まりの良いコーディネートになりますよ。
カーテンと家具の色のバランスが重要
壁一面に掃き出し窓がある明るい部屋ですが、カーテンを閉めるとダークブラウンが壁一面を覆います。そのため、家具のクッション部分やラグ等に濃い色を選ぶと暗いお部屋になってしまうので、明るい色を選ぶようにしましょう。
この時、白系の色を選ぶとダークブラウンとモノトーンのコントラストになり、モダンな印象になるのでおすすめです。
木の色味を合わせて統一感を出す
ダイニングテーブルとイスが同じシリーズではなくても、木部の色味をなるべく近い色味で揃えると、セット家具のような統一感が出ます。
今回は木の温かみを感じつつスタイリッシュな印象になるウォールナットで揃えました。
木のフレームがあたたかみのあるソファ
こちらのはシンプルで飽きのこないデザインのソファです。アーム部分の木のフレームがポイントになり、他のウォールナット色の家具によく馴染みます。
ガラスのテーブルで抜け感を出す
ローテーブルは天板がガラスなので、抜け感があり圧迫感がありません。全ての家具の木部をウォールナットで統一していますが、ウォールナットは濃い色なので、全てを揃えすぎると重たい印象になりがちです。そんな時は、透明なガラスで色の引き算をしてみましょう。
コーディネートサマリー
部屋種別 | LDK |
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広さ | 12畳(LD) |
世帯 | ファミリー |
テイスト | ナチュラルモダン |
家具予算 | 約48万円 |