狭いリビングダイニングでは、ダイニングテーブルとソファの両方を置くのが難しい場合があります。この場合、両方を置こうとしてダイニングテーブルもソファもコンパクトなサイズのもの探してしまいますよね。でも、部屋を広く見せようとコンパクトなサイズの家具を選んでも、必ずしもそれが自分にとって暮らしやすい生活の部屋とはいえません。
狭い部屋でも暮らしやすい家具配置のコツは、自分のライフスタイルに合った家具を選ぶことです。例えばダイニングテーブルだけを置く、ソファだけを置くといったインテリアにしてもよいと思います。部屋のレイアウトはその人自身のライフスタイルに合っていればいいのですから。
今回ご紹介するのは、あえてソファを置かないで、ダイニングを中心にしたライフスタイルの人向けの、ダイニングテーブルを中心としたインテリアをご紹介します。
どんなライフスタイルに向いている?
来客が多く、ホームパーティーをする
家族や友人、ママ友などを家に招いて一緒に食事をするのが多い方は、大きなダイニングテーブルがあると食事も運びやすく、皆でダイニングテーブルを囲んで楽しむことができるのでおすすめです。
家事や仕事はリビングダイニングでする
ミシンや仕事の書類の記入、またパソコンや資格の勉強など、家事や仕事、お子様の勉強をリビングダイニングで行うことが多い方は、ダイニングテーブルで行うのがおすすめです。
人と一緒に作業をしていても、作業スペースが広いのでストレスが少なくて済みます。
立ったり座ったりが苦手
足腰を弱めていたりして、立ったり座ったりするのが辛い方や、床に座るのが嫌いな方などは、チェアに腰掛けるのが比較的楽なのでおすすめです。

大きめサイズのダイニングテーブルを配置しよう
リビングダイニングにソファを置かずにダイニングテーブルを中心地したインテリアで考える場合は、4人かけ以上(幅150㎝以上)のテーブルサイズをおすすめします。
食事だけでなく、ホームパーティー、家事や子供のお絵かき、勉強、仕事をすることを想像してサイズを選んでみてください。テーブルサイズの選び方はこちらの記事も参考に。
また、永く使える質の良いダイニングテーブルを選ぶことをおすすめします。例えば、無垢材を使用したテーブルは永く使うことができます。ソファにお金をかけない分、ダイニングテーブルにお金をかけてみてはいかがでしょうか。

座り心地のよいダイニングチェアを選ぼう
ダイニングテーブルで使うチェアはダイニングテーブルでもくつろげるチェアを選びましょう。
くつろげるチェアのポイントは深く腰をかけることができ、座面や背もたれがカーブしているもので、長く座っても疲れにくいチェアがおすすめです。ダイニングで過ごすことが多い分、テレビを観たり、本を読んだり、くつろぎも考えるとよいでしょう。
例えばアーム付きは食事以外でもくつろぐことができますよ。また、ダイニングチェアは実際に座って試してみて決めることをおすすめします。

動きやすいようにスペースを確保しよう
ダイニングテーブルのまわりはよく人が動くエリアです。食事を運んだり食器を片付けたり、移動するためにチェアをひいたり。また、座っている人の後ろを通ることもよくあります。
ダイニングテーブルを配置する時は必ず、動線を考えたスペースを確保しましょう。動線を考えたスペースが十分確保できていないために、狭くてチェアに座りづらい、居心地の悪いリビングダイニングになってしまいます。

パーソナルチェアやベンチで暮らしやすく
ソファを置かないダイニングテーブル中心のリビングダイニングでも、大きなソファの代わりにちょっとしたスペースにコンパクトな一人掛けのソファやパーソナルチェア、ベンチがあると、くつろぐことができて、より暮らしやすくなります。
パーソナルチェアは一人掛けですが、よりくつろぎたい時に暮らしを豊かにしてくれます。また、ベンチはベンチの下部分に収納スペースがある商品もあり、大勢の来客時にあると便利な万能家具です。

いかがでしたでしょうか?狭いリビングダイニングにソファを置かないダイニングテーブル中心のインテリアについてご紹介してきましたが、メリットやポイントはご理解いただけましたでしょうか。
ソファがなくてもライフスタイルによってはダイニングテーブルを有効活用するだけで、十分リラックスできる心地よい部屋づくりができますよね。狭いリビングダイニングも大きなテーブルを囲む暮らしに。そんなライフスタイルも素敵ですよね。ご興味ある方は是非一度お試しください。