リュックサックや、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、子どもの習い事のバッグなど、家の中にはたくさんのバッグがありますよね。ただ、よく使うバッグでも決まった置き場所がなく、ついつい床に置きっぱなしに‥という方も多いのではないでしょうか。今回は、バッグを省スペースで収納できる「掛ける収納」アイデアをご紹介します。
- キーコン 住宅収納スペシャリスト
- 夫と息子2人の4人で、収納にちょっとこだわった一軒家に暮らしています。収納や動線が暮らしやすさにつながることを実感して、家づくり情報の発信を始めたインスタグラムアカウントKEACON HOMEは、現在4万人を超える方にフォローして頂いています。整理収納アドバイザー1級
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上下に吊るしてスペースを有効活用
わが家には小学生の息子が2人がいます。使う頻度の高いバッグは、リュックサックとスイミングバッグ。これらのバッグはしまい込まずに、さっと手に取りやすい場所に置いておきたいと思っています。

とはいえ、リビングに出しっ放しだと、使わないときには邪魔な存在に。そこでLDKに隣接するファミリークローゼットの隅に、バッグを掛けて収納できるスペースを設ました。

ファミリークローゼットに限らず、扉で仕切られていることの多いクローゼットは、バッグを目立たず収納できるおすすめの場所。バッグを置ける棚がない場合は、バッグハンガーを使えば、スペースを上下に活用して複数のバッグを掛けて収納することが可能に。子どもにも手が届く位置に掛けてあげれば、自分で支度や片付けをすることもできます。

わが家で使っているのは、サワフジの「連結できるバッグハンガー」というアイテムです。これまで、プラスチック製で一回り小さいものを使っていましたが、大きな荷物が掛けづらいことや、洋服を掛けている金属性のハンガーとの違和感が気になっていたところ、このバッグハンガーに出会いました。
サワフジ 連結できるバッグハンガー
このアイテム、実は回転式のフックが付いたハンガー1個と、連結用のハンガー4個をつなげたもの。

とてもシンプルなつくりなのですが、バッグを掛ける位置を片側だけにしたり、両側にしたりと自在にアレンジすることが可能なんです。限られたクローゼット内のスペースを有効に使える、かゆいとことろに手が届くアイデアですよね。

全て連結したときのサイズは、幅7.5㎝×高さ67cmと結構大きめ。リュックサックなど大きなバッグを掛けることが多いので、ひっかけるでっぱり同士が離れているのも、使いやすいポイントだと感じています。

また、上部のフックはぐるっと回転するので、クローゼットのハンガーパイプだけじゃなく、壁に取り付けたフックなどに掛けて使うことも。クローゼットでバッグの収納に使う以外にも、いろいろな活用ができそうです。
いかがでしたか?上下のスペースを活かした吊るすバッグ収納。バッグの床置きを減らすと、部屋も広くスッキリした印象に変わります。バッグハンガーを使って是非試してみてくださいね。