みなさんは、お掃除が得意ですか。私は掃除に対して苦手意識が強く、ついつい後回しに‥。面倒に感じてしまうお掃除ですが、収納をひと工夫することでハードルを下げることができます。私自身も、収納に助けられていることがたくさんあると感じています。
そこで今回は、お掃除が苦手なわが家で取り入れている収納の工夫を3つご紹介。掃除のハードルを下げるだけでなく、時短にもつながりますのでぜひチェックしてみてください。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 毎日の動作の延長に掃除アイテムを収納する
掃除のハードルを少しでも下げるためにも、掃除アイテムの収納場所はとても大切です。毎日かならず行う動作の延長に、掃除アイテムを収納しておくことで、自然と掃除にとりかかれるようになります。
例えば、毎朝テレビのスイッチを入れるついでに、テレビ周りのほこり取り。掃除に必要なハンディモップは、すぐ手にとれるテレビ裏に収納をしています。
ついで掃除が習慣になると、毎日のルーティンとして体が動くようになるので「面倒くさい」と考えるひまもありません。
2. アクション数を少なくする
掃除に必要なモノを出し入れしづらい場所に収納していると、ますます掃除へのハードルが上がってしまいます。スムーズに出し入れできるように、掃除用品の収納はできる限りアクション数(モノを出し入れするときに必要な動作の数)を少なくすることを意識しましょう。
例えば、わが家のコードレス掃除機。洗面所や玄関などでよく使うため、一番近くの部屋に壁掛けアイテムを取り付け、ひっかける収納にしています。このアイテムは、ネジ留めせずに極細のピンで固定できる優れもの。
場所を選ばずに収納スペースを作れるので、使う場所の近くに収納を作ることができます。さらに、掃除機はフックに掛けているだけなので、1アクションで掃除に取り掛かることもできるのです。
3. 出しっぱなしにしてしまうモノの収納を見直す
棚の上や、カウンター、ダイニングテーブルの上など、出しっぱなしにしている「モノ」も、実は、掃除のハードルをあげてしまう要因に。モノを避けるひと手間で、簡単な掃除も面倒に感じてしまいますよね。
出しっ放しの原因は、もしかしたら収納場所のせいかもしれません。いつも出しっ放しになるモノがあるときは、片付ける場所が近くにあるか、一度チェックしてみてください。
わが家では。子供たちが脱いだパジャマをなかなか洗濯機にいれてくれなかったことから、リビングにカゴを置くように。パジャマを脱ぐ場所の近くに、片付ける場所があるので子供でも簡単です。床に撒き散らされていたパジャマがなくなったことで、朝の掃除もとてもスムーズに取り掛かれるようになりました。
掃除のハードルをあげてしまう「散らかりやすいモノ」の片付けやすさを見直すことも大切。散らかりやすいモノがなければないほど、掃除は楽になるので、ぜひ見直してみてください。
いかがでしたか。今回は、掃除のハードルを下げる収納をご紹介しました。掃除用具の収納はもちろんですが、掃除のハードルをあげるのは散らかったモノの場合もあります。みなさまの掃除へのハードルが少しでも下がると嬉しいです。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto