お洒落で優雅な暮らしの様子や、便利で話題の商品など、今はSNSから多く情報が入ってくる時代ですよね。「何かが足りない…」「私も◯◯みたいにならなければ…」そんな風に感じてモヤモヤしていませんか？本当は満たされているはずなのに、常に感じてしまう焦りや不安は「足るを知る暮らし」を心掛けていけば解消できるかもしれません。
- 南 さやか
- 整理収納アドバイザー
アメリカ在住。10歳、8歳、2歳の子育て真っ最中アラフォーママです。国をまたぐ数々の引越しを経験し、海外でも、賃貸でも、子どもがいたって自分の理想の暮らしを追求したい！という想いで暮らしのコツを発信中。
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1. なにか減らせないか？を先に考える
今の生活に満足していない時、「◯◯を買えば」「ここに収納ケースがあれば」など、今ないモノをまず足すことを考えると思います。
例えば、パントリー収納の中がゴチャゴチャしているとき。とりあえず収納ケースを買い足して収納してみたものの、食材が多すぎて全然スッキリしなかったり、収納場所が増えたことでさらに買い足して、元のゴチャゴチャした状態に戻ってしまったり…。そういったこと、起きていませんか？
何かを足す前には、まずは今ある不要なモノを手放すことを意識してみてください。不要なモノが減っていけば、必要だと思っていた収納ケースを買わないで済むこともあると思います。行動する順番は、「減らす」から「増やす」です。
2. SNSからの情報を減らす
お洒落なインテリア小物がセンスよく飾られたリビング、綺麗な肌の人が使っている美容液、この夏のトレンドのスカートなど。少しSNSを覗くだけで流れてくる、魅力的な暮らしやアイテム。見れば見るほど欲しくなったり、自分の暮らしと比べて落ち込んでしまうのではないでしょうか？
人は少なからず他の人と比べてしまうものです。比べること自体が悪いわけではないのですが、気分が落ち込む原因になっているのであれば、SNSなどの情報から距離をとることをおすすめします。
3. 好きなモノ、時間、コトを知っておく
自分自身がどんなモノが好きで、どんなコトをしている時間が楽しいか、自覚している人は意外と少ないものです。忙しい毎日を過ごしている人ほど、やるべきタスクが多くてそれを毎日こなすことで精一杯。つい自分のことは後回しにしがちなので、自分が本当に好きなモノ・時間・コトが分からなくなってしまうと思います。
1日5分でもいいので、自分がちょっと幸せを感じるような小さなことを、毎日意識してみて下さい。
✔︎ 好きな香りのお茶を飲む
✔︎ 家事や子育てのことをなにも考えずに10分ボーッと過ごす
✔︎ 読みたかった本を読む
やることは毎日の生活の中に取り入れられるほど、ほんの些細なことで大丈夫です。続けていると、何気ない毎日が幸せだと感じて、無駄にモノが欲しいなど思わなくなってくるかもしれません。
いかがでしたか？つい足すことばかり考えているとキリがなく、いつまで経っても満たされない気持ちが続くと思います。引き算で考える暮らしが、皆さんにとって何かヒントになっていれば幸いです。