洗濯は洗濯機に入れておけば勝手にやってくれるようなイメージがありますが、細かく見ていくとなかなかの工程数。
洗濯物を置いておく / 洗濯機に入れる / 洗剤を投入してスイッチオン / 終わったら取り出す /干す場所まで運ぶ / 干す / 乾いたら取り込む / 畳む、仕分ける / 収納する
ドラム式乾燥機を使っていると、省略できるものもありますが、それでも毎日のことだと思うと大変な作業ですよね。わが家は転勤族で、賃貸の住居を転々としていますが、「洗濯は動線が命!」と考えて、その場所その場所で配置や収納を考えるようにしています。今回は、洗濯を楽にする収納のポイントをお伝えしていきます。
- 南 さやか
- 整理収納アドバイザー
アメリカ在住。10歳、8歳、2歳の子育て真っ最中アラフォーママです。国をまたぐ数々の引越しを経験し、海外でも、賃貸でも、子どもがいたって自分の理想の暮らしを追求したい!という想いで暮らしのコツを発信中。
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1. 折りたためる洗濯かごでバスルームから洗濯機へ
まず最初に、洗濯物が集まる場所と言えばバスルームの前。お風呂に入るタイミングで脱いだ服を、洗濯カゴに入れるだけという状態が理想です。
でも、洗濯カゴを置くためのスペースが取れず、困っている方もいらっしゃるのでは?ちなみに我が家も同じ状況です。そんな方におすすめしたいのが、置き型ではなく、折りたためるタイプの洗濯かご。必要な時だけ広げて洗濯物を入れ、空になったら畳んで収納すればOK!今は防水加工が施されたものが、100円ショップなどでも手に入るので気軽に試してみて下さいね。
また、洗濯物を干しにベランダなどに向かうときには、折りたたみ式洗濯カゴを利用して運べば、洗濯周りのアイテムも少なく済ませられます。
2. 洗濯機の側で作業をほぼ終わらせる
乾燥機を利用している家庭で、洗い終わったらあとは畳んで仕分けるだけという場合には、洗濯機の周りで作業がほぼ完了できる仕組みを目指してみましょう。
例えば、お風呂上りに必要なモノの収納場所は、バスルームと洗濯機を結ぶ動線上に計画するのがおすすめ。タオルだけでなく、お風呂の後に必ず必要になるパジャマと下着もセットで収納しておくと、使う時も収納する時も移動距離を減らすことが出来ます。
また、洗濯機周りに「ちょい掛け」できるスペースがあると便利!賃貸住居の方でも、扉に引っ掛けるフックや突っ張り棒を使えば、簡単にちょい掛けスペースを作ることが可能です。
3. 隙間を活用して効率アップ
洗濯周りで必要になる代表アイテムと言えば、洗剤、洗濯ネット、洗濯カゴ、ハンガーなど。その収納場所に困っているときには、隙間を収納に活用することを意識してみて下さい。
使う場所の近くに定位置をつくることで、モノの場所を家族も把握でき、家事のシェアも頼みやすくなります。
いかがでしたか?洗濯は毎日のこと。家族が多ければ量も増えて重労働ですよね。少しでも効率よく作業をして、暑い夏を乗り切っていきましょう。皆さんにとって何かヒントになっていれば幸いです。