【薬の収納】押さえておきたい2つのコツ

こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。今回のテーマは「薬の収納」。自分や家族の健康管理やいざという時にあると安心な薬ですが、使いたい時に見当たらなかったり、ストックがあるのに買い足してしまったり、いつの間にか使用期限が過ぎていたりした経験はありませんか?思い当たるふしのある方は、この機会に是非収納の見直しを。突然のケガや体調不良の際もサッと出せる収納を作りましょう。

まず、薬の品質が損なわれないために、押さえておきたい保管条件はこちらです。

✔︎ 説明書の指示に従うことが基本。(冷蔵庫保管や遮光の指示があるものも)
✔︎ 直射日光を避け、湿気の少ない涼しいところに保管する。(窓際、暖房器具の近くは注意)
✔︎ 液体、坐薬、目薬は冷蔵庫へ(凍らない位置へ)。散剤や錠剤は室温保管。
✔︎ 誤飲を防ぐため、子どもの手が届かない所に置く。
✔︎ 使用期限の記載の無いものは、調剤日から1年間。散剤は3ヶ月i以内に服用する。

この記事では上記に加えて、
出し入れや管理のしやすい収納のコツをご紹介します!

  1. 「飲む」「塗る」「貼る」、どこで使う?を考える
  2. 使用頻度に応じて収納にメリハリをつける
すぎたともみ 整理収納アドバイザー
東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
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1.「飲む」「塗る」「貼る」、どこで使う?を考える

薬を収納する際、昔ながらの「薬箱」にひとまとめする方法も分かりやすいですが、モノは使う場所の近くに置く方がサッと出せてラクです。使う場所に収納すると片付ける時も助かります。特に薬は緊急時や体調不良の時に必要になるアイテムなので、ストレスなく出し入れできると安心。それぞれの薬を「どこで使う?」とシーンを想像して定位置を決めましょう

薬の仕分け

飲み薬

皆さんが飲み薬を飲む場所はどこですか?
▶︎キッチンでコップや水を準備しながら飲む方はキッチンへ
▶︎ダイニングテーブルで食事の前後に飲む方はテーブルまわりに定位置を
我が家では100均のケースを利用して、カテゴリー分けをしています。市販薬は予め箱から出しておくことで、ひと目で在庫が確認できます。

飲み薬の収納

塗り薬や貼り薬

塗り薬や貼り薬はどこで使いますか?例えばお風呂上りに体に塗る薬は洗面所でしょうか、小さな赤ちゃんがいるご家庭ではリビングや和室へ移動してから塗る方もいます。毎日使う薬こそ、毎日使いやすい位置に配置しましょう

塗り薬の収納

傷薬など

傷の手当や虫刺されの薬は、また使用するシーンが異なります。我が家ではLDKの棚にまとめています。LDKは普段私も家族も居る時間の長い場所なので、咄嗟の切り傷や子どものケガにもサッと取り出せます。絆創膏は箱のフタをカットして出し入れしやすくしています。最近は小学生の息子も、小さな傷は自分で対処できるようになってきました。

2. 使用頻度に応じて収納にメリハリをつける

毎日欠かさず飲む薬もあれば、必要に応じて使う薬もあります。使用頻度に応じて収納にもメリハリをつけることで、頻度の高い薬は毎回ラクに出し入れができ、イレギュラーなタイミングで必要になる薬も慌てずに取り出せる、そんな収納が出来上がります。また、子どものいるご家庭では、成長とともに使う薬は変化します。定期的に使用頻度をチェックして、収納の見直しを。

毎日使う薬は、徹底的に出し入れしやすく

毎日飲む薬の収納

毎日定期的に使う薬は、最優先に配置を決めましょう。飲み忘れを防ぐためにも、目立つ場所や手に取りやすいところに設置を。私は1週間分を小皿に分けて、飲み忘れのチェックがしやすくしています。

出番の少ない薬やストックは別管理でOK、在庫管理がしやすい配置を

薬のストック収納

出番の少ない薬やストックは別保管でOKですが、定期的に在庫数や使用期限の確認はお忘れなく。しまい込んでしまうとチェックもしにくくなります。我が家では月に一度チェックの習慣をつくり、パッと目視できるように、浅めのボックスに並べて収納しています。

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