こんにちは。整理収納アドバイザーのNagisaです。3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。
家族全員が毎日使う洗面所は、気持ちよく使えるようにスッキリさせたい場所の一つですよね。スッキリさせたいという気持ちはあっても、お風呂で使うものや洗剤などのストック品など、様々な日用品を収納しなければならない場所でもあり、ごちゃついてしまいがち。
そこで今回は、そんな洗面所の収納をスッキリさせるためのポイントを4つお伝えします。洗面スペースの収納を見直すヒントが見つかると嬉しいです。
1. 家族が使うものは取り出しやすく片付けやすく
家族が毎日使うものは出し入れしやすい位置に収納します。例えばドライヤーやタオルなどは、複雑な収納にしてしまうと、元の位置に戻すことも面倒になってしまいます。そして、それが結果的に散らかりの原因になってしまうことも。元の位置に戻しやすくしておけば、家族みんなが自然と片付けをすることにもつながるのです。
我が家ではドライヤーは無印良品のソフトボックスへポイっといれるだけ。コードを束ねる、巻きつけるなどの工程は子供たちには難しいので「いれるだけ」の収納にしています。
中身が見えない収納ボックスにいれることで見た目にもスッキリ。収納する高さも、子供たちが取り出しやすく片付けやすい位置にすることで、きれいもキープしやすくなりました。
2. 手の届かないところには置かない
鏡裏収納の一番上の部分は、身長が高い私でも背伸びをしなければ出し入れが難しい場所です。そのような場所にはなるべくものは置かないようにしています。スッキリした収納に欠かせないのが「余白」。使いにくい場所は思いきってモノを置かないようにすることで、見た目がスッキリするだけでなく、使いやすさもアップします。
逆に、目線の高さは一番出し入れがしやすい位置なので、毎日使うモノを収納すると散らかりを防止することもできます。
扉裏の収納スペースは、扉を開けるだけでも1つの動作をしていることになるため、扉を開けたらできるだけ簡単にモノを出し入れできるように工夫してみてくださいね。
3. 吊るす収納を活用する
以前は並べて置いていた洗剤のボトルですが、洗濯機横にマグネットフックを取り付けて吊るす収納に。洗面所に入ったときにボトルが目につかないというスッキリさだけではなく、使いやすさも格段にアップしました。「棚の上に手を伸ばす」という簡単な動作一つがカットされるだけで、日々の家事が楽になるということを実感した収納方法の一つです。
子供たちの上靴や外履きを干すためのハンガーも扉の中に吊るす収納にしています。毎日ではないけれど、週末になると必ず使うのが靴用のハンガー。
ケースにいれると場所をとってしまうイレギュラーなものも、大きめのS字フックを活用してまとめて吊るすことでコンパクトに収納することができます。普段は視界にも入らないので見た目にもスッキリです。
4. 洗剤などのストックはファイルボックスに
洗剤などパッケージがごちゃついてしまうものは、無印良品のファイルボックスに。ここでのポイントは「視線」です。
通常サイズのファイルボックスに洗剤を入れてしまうと見た目はスッキリしますが、中身を確認しづらく、ストックしていたのに購入してしまう…というミスをしてしまっていました。そこで高さの低いハーフサイズに変更し、あえて上半分は見えるように収納。
一番下の段に置いているので、立っている状態ではごちゃついている部分はちょうど隠れて見えません。少し引き出せば中身が全て確認できるので中で迷子になることを防げます。
ストックの持ちすぎは、かなりの収納スペースを使ってしまうだけでなく、管理するのも難しくなってしまいますよね。毎日どれくらいの量の洗剤を使っているのか、それは消費できる量なのかを購入するときに、しっかり考えることもスッキリを維持する上ではとても大切なことだと思います。
いかがでしたか。洗面所は毎日使う場所だからこそ、家族が気持ちよく使えるようにスッキリさせたいですよね。ちょっとした工夫で使いやすさもアップし、スッキリを保つことができるようになります。一つでも参考になるポイントが見つかり、収納を見直すきっかけにしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto