こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。
都内の3LDKのマンションに夫と8才の娘、6才の息子、0才の息子の5人で暮らしています。
今年の2月に第3子を出産し、6年ぶりの赤ちゃんとの生活。可愛さや懐かしさ、大変さが入り混じった毎日を過ごしています。
お家の中を整え快適に暮らしたい。
多くの人が望むことですよね。
それを現すように、巷にはたくさんの収納用品があふれています。
手軽に入手できるようになった様々な収納用品。
しかし、買ってはみたけど使い辛かった、結局使わなくなりほこりをかぶっている…。という経験はありませんか?
それは買う前に、とっても大事な「あること」をしていないからかもしれません。
今回は、収納用品選びでの失敗をなくすために「買う前に必ずやるべきこと」を紹介します。
要るものと要らないものを明確にしよう
収納用品を買う前に必ずやって欲しいたった1つのこと。
それは「今あるものを整理し、要るものと要らないものを明確にする」という作業です。
新たに収納用品を置こうと思っている場所に、今どんなものがありますか?
全てのものを出して並べてみてください。
全て必要なものと思っていたけど、改めて見てみると不要なものも混ざっていませんか?
1つ1つ、ものと向き合い確認してみてくださいね。
要るものだけを残したら、その場所に何があったら便利かを想像し、使用頻度の高いものを優先的に配置してみてくださいね。
これは大型の家具(本棚や収納棚、チェストなど)を買う場合も、小さなボックスなどを買い足す場合にも共通する大事な作業。
要るものを明確にすることによって
・何を
・どのくらい
収納すればいいのかが自然と分かりますよね。
面倒に思えるかも知れませんが、収納用品選びの失敗を防ぐとっても大事な作業。
なぜ大事か?それには2つの理由があります。
1. 必要な収納用品の大きさ(形状、素材)が分かる
2. どのくらいの個数が必要かが分かる
この2つを把握することで、収納用品を買ったけど収まりきらなかったという失敗や、買いすぎてしまうという失敗も防ぐことができます。
そもそも整理収納とは?
「整理収納」という言葉にはきちんと定義があります。
整理とは「区別すること」
収納とは「ものを使いやすい状態にすること」
「整理」が先で「収納」が後なんですね。
つまり、ものを要るものと要らないものに区別し、そして収納用品で使いやすく収納する。
整理という土台がありその上に収納が成り立ちます。
今あるものに目を向けてみて
人は「ないもの」にばかり目が向いてしまいがち。
もちろん必要なものを買うことは悪いことではありません。
(今回のテーマの収納用品然り)
試しにお家の中の「今あるもの」に目を向けてみてください。
最近使ってないな、今のライフスタイルには合わないな、思い出が詰まっている、大好きで見るだけでテンションが上がるなどなど。
きっと何かしらの気づきがあると思います。
「今あるもの」に目を向けることは、自分と向き合うことにもつながります。
自分と向き合うことで自然と「私らしい暮らし」が見つかるかも知れません。
あなたのお家が快適な空間になるよう応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
※収納用品の選び方のコツはこちらの記事でご紹介しています。
「片づけのプロがお伝えする!収納用品選び3つのポイント」