素敵なインテリアと感じるお家には、必ずその人らしさを感じます。そんなインテリアを楽しむ上で、ぜひ選択肢として取り入れてみてほしいのが、古道具やヴィンテージのもの。最初は難しく感じるかもしれませんが、少し取り入れるだけでグッと部屋の雰囲気を格上げしてくれます。
このコラムでは、そんな古き良きものたちの魅力をご紹介します。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー／ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
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古き良きもの、ここが魅力。
古いものには経年でしか出せない「味」や「風合い」といった雰囲気がまとわれています。それを取り入れることで部屋全体の雰囲気が増し、人とかぶることも少ないのでインテリアに個性が生まれます。一言にヴィンテージアイテムと言っても多種多様なものがあるので、選ぶものによってどんなテイストのお部屋にでも取り入れることができますよ。
大量のものが溢れている現代において、すでにあるものに価値を見出すことは、新たな資源を使わないという点においても重要です。
古き良きもの、どこで買う？
大きく分けると次の3つで購入することができます。
- 地域の古道具店・ヴィンテージショップ
- 蚤の市などのイベント
- メルカリなどのフリマアプリ
古道具店やヴィンテージショップは、ウェブサイトやSNSを見るとそれぞれの特色が出ているので、自分の好みに合ったお店を見つけてみましょう。オンラインで購入する場合はサイズや状態をよくチェックして。
フリマアプリでも「古道具」「ヴィンテージ」等と検索すれば多種多様なものが出てきます。気軽に購入できるフリマアプリでは特に、「アンティーク風」「ヴィンテージ加工」などのものと区別して慎重に選ぶ必要があります。
古き良きもの、気軽に取り入れよう！
骨董品やアンティークなど、中には生産された年代や国にこだわりがある方もいますが、古いものの楽しみ方は人それぞれ。まずは条件にこだわらず、視界に入ってニヤニヤできるものから取り入れてみましょう。初めて取り入れる方は、まずは花器などのインテリア雑貨や収納用品など、小さめのものから取り入れてみるといいかもしれません。きっと部屋の中の空気が変わるのを実感できるはず。
いろんな年代のいろんな国にあったものが今、時を経て自分の部屋に集まっている。そんな「もの」が旅をしているような感覚を味わいながら、一期一会の出会いを楽しんでくださいね。
