食材には賞味期限があるため、冷蔵庫のどこに何が収納されているかわからないと食品ロスを生んでしまいます。また、必要なモノがないと思って同じものを買ってしまうのも、もったいないこと。
冷蔵庫の収納を整えると、食品ロスを減らすだけでなく、お料理に効率的に取り組むこともできます。そこで今回は、冷蔵庫をスッキリ保つ方法をご紹介!みなさんの冷蔵庫収納も、是非見直してみてくださいね。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. どこに何があるか、ひと目わかる収納アイテムを使う
わが家では、冷蔵庫で使用する収納用品は「高さが低く、透明のモノ」を使うようにしています。昔は、真っ白で棚いっぱいの高さのあるケースを使っていたこともありました。しかし、それでは、中に何が入っているかいちいち引き出して確認しなければならず、食品の賞味期限が過ぎてしまう…という事態に。
今使っている、このセリアの収納ケースは高さも低く、透明で何が入っているのかわかりやすいです。持ち手もついているため、出し入れも簡単。
他の収納アイテムも透明で高さの低いモノがほとんど。冷蔵庫の扉を開けた時に、パッと何が入っているのかわかるだけでも、食品ロスは減らせるはずです。
2. 定番商品だけ定位置を決める
冷蔵庫に関しては、すべての食品に定位置を決めるのが正解ではないと思っています。なぜなら、冷蔵庫の中身は毎週同じではないから。ときには、急な頂き物だってありますよね。
わが家も頂き物が多いので、定位置を決めるのは定番商品だけにしました。例えば、卵や野菜ジュース、納豆など。固定のものの定位置を決めるだけでも、出し入れがスムーズになり、管理も楽になるのでおすすめです。
また、定位置決めは「簡単なグループに分ける」のも一つの方法です。わが家は、毎朝白ご飯を食べるので、ふりかけ・鮭フレークなど、必要なものをご飯セットとしてひとまとめに。
ご飯セットの内容が変わっても、収納場所は変わりません。グループでまとめておくと、収納ケースごと取り出せば良いので家事の時短にも繋がりますね。
3. 開封日を記入する
ドレッシングやソースなどは、消費期限よりも「開封日」が大切。期限内であっても、開封日から半年や一年経ってしまうと食べられませんよね。
わが家では、調味料などを開封したらすぐに開封日を書くようにしています。そうすることで、早めに使おうと意識するうえ、いつ開けたのかわからないなんてことも防ぐことができます。
また、手放す基準も明確になるため、期限の切れてしまったものをいつまでも冷蔵庫内に置きっぱなしにしてしまうこともなくなります。
4. 余白をつくる
冷蔵庫収納で大切なのが「余白」です。余白を作っておくことで、イレギュラーなものがきたときにもすぐに冷蔵庫に収納することができます。わが家でもお鍋をそのまま冷蔵庫に収納することが多いので、いつも余白を作ることを意識しています。
また、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた冷蔵庫は、冷気の通りが悪くなってしまいます。余白をつくることで、冷気が効率よく循環するため、節電にも繋がります。
いかがでしたか。今回は冷蔵庫をすっきり保つ方法をご紹介しました。冷蔵庫収納を整えると、家事が楽になるだけでなく、食品ロスを減らすこともできます。みなさまもぜひ冷蔵庫収納を見直してみてくださいね。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto