こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築9年の戸建て住宅で暮らしています。
日用品の買い出しの頻度は月にどのくらいしていますか?買い物のついでに買ったり、安いから買ったりと、そんな“なんとなく買い”をして、家に帰ったらいくつも同じものがある…なんてことありませんか?
買い物の二度買いは、実は収納でカットすることができるのです。家計のムダを上手にカットして、必要なモノを、必要な時に、必要な分だけ。理想の暮らしですよね。
今回はそんな日用品を上手に管理するための収納のコツをお伝えします。
⒈日用品ストックは使う場所に使うものを収納する
ストックの収納場所は、使う時にすぐに取り出せるよう、使う場所に収めておくことが大切。使いたい時にわざわざ別の場所に取りに行く面倒をなくします。
キッチンで使う日用品は、キッチンに。
トイレで使う日用品は、トイレに。
洗面所で使う日用品は、洗面所に。
と、適切な場所に収納することが暮らしやすさの秘訣です。
使いたい時に、使いたい場所に。
その最寄りスポットを探し、そこに収納するための手段を考えていきます。お風呂で使うものは、洗面所に一緒に収めておくといいですね。
⒉カテゴリー別に分けて在庫管理をしやすく
場所が決まったら、日用品をカテゴリーごとに収納していきます。カテゴリー別に収納するためにわが家が使っている収納アイテムは、無印良品のファイルボックス。
「1つのボックスに、1つのカテゴリー」を意識して分類していきましょう。
○お風呂掃除用ストック
・お風呂用洗剤
・排水口用洗剤
○洗濯用ストック
・洗濯用洗剤
・柔軟剤
・おしゃれ着洗い用洗剤など
○シャン&リンス
・シャンプー
・リンス
・ボディタオルのストック
・いただき物のサンプルなど
トラベル用やサンプルなどには、無印良品のファイルボックス用ポケットを使用するといいですよ。
○ティッシュ
使いたい時にすぐに替えられるように、パッケージ袋から出して収納。補充作業がスムーズです。
○除菌用ストック
・除菌スプレー
・除菌シート
などなど。
仕上げはラベリング。
ファイルボックスにはラベルを貼って、家族にも中身が伝わるようにしましょう。
そうすることで、自分以外の人も使いやすい収納に変身。
誰が見ても分かりやすいユニバーサルな収納にしておけば、家族に「歯ブラシのストックどこー?」なんて聞かれることもありません。
⒊ひと月に必要な適正量を把握する
ファイルボックスにカテゴリーごとに分類できたら、驚くほど在庫数が分かりやすく見えてきます。
「あれ?これ3つもある!」
「買ったの忘れて2度買いしてる~」
と気づかされるはず。
カテゴリーが分類されただけで、何がいくつあるのか、在庫数が一目瞭然になるのです。
わざわざメモを取る必要もないくらい視覚に残るので、「○○が■個」と在庫数を管理しやすくなってきますよ。
そうすると、だんだんとひと月に必要な量がわかってきます。
“わが家の適正量”が分かれば、買い物は月に1回で回るようになり、何度も買い足しに行く手間が省けるという仕組み。
必要な分だけストックを買って、何度も買い出しに行く労力を省き、一ヶ月をラクに回す。
「小さな子供がいて、なかなか買い物行けない…」
「日用品は重いから、ネットで注文したい」
という人にもおすすめ。
買い忘れがないように、リストをつくって置くのもいいですね。ついつい買い込んでしまう日用品ストック。
“わが家の必要な数”を知っておくことが、無駄買い&二度買いを防ぐことに繋がります。
暮らしもオフィスのように収納して、在庫管理をすっきりと。そうすることで、効率よく家計を回すことができるようになりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。