こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。築10年の戸建て住宅で暮らしています。
苦手な家事ランキング上位に入る、アイロン掛け。アイロンとアイロン台を出して、何枚ものシャツのしわを伸ばす作業…時間もかかるし、面倒ですよね。苦手だからと放置しておけばどんどん溜まってしまう、アイロン待ちのシャツたち。朝気づいて大慌てでアイロンがけに取り掛かる…!なんてドタバタ劇を回避するために、収納の力で負担を軽減する方法をお伝えします。自宅でスムーズにアイロン掛けができるようになれば、クリーニング代だって節約できますものね。
1.アイロン掛けに必要な道具をグルーピング収納する。
アイロン掛けが面倒なのは、道具を出したり収めたり、「アイロンを掛けるための環境」を整えるまでに時間がかかってしまうから。この面倒な作業に着目して、無駄な動作を省くことで、取り掛かりをスムーズにします。
ここで重要なのが、グルーピング収納。
アイロン掛けに必要な道具をひとまとめに収納することで、あちこちにモノを取りに行く無駄な動線を省きます。スチームアイロン、アイロン台、ハンガー。これらを1ヵ所に収納できるスペースを確保することが、アイロン環境を整えるカギとなります。
同じ場所に置くと便利なのが、「アイロン待ち衣類かご」。洗濯済みのアイロン待ち衣類をポイポイ入れ込める大きめサイズのかごを一緒にしておくと、取り掛かりがスムーズです。
2.家事スタイルに合わせてアイロン台を選ぶ。
アイロン台にもいろんな種類があります。
部屋の間取り、家事スタイルに合わせてアイロン台を選んでみましょう。
例えば、家具のように出しっぱなしいにしておけるアイロン台。このタイプは、コンセントの位置と家事動線に配慮して設置します。クローゼットの近くや、家事コーナーなどに設置すると便利。出しっぱなしにしておけるアイロン台は、取り掛かりたい時に、すぐに取り掛かれるメリットがあります。インテリアのように部屋に馴染むアイロン台を選べば、苦手なアイロン掛けも楽しくなりますよ。
こちらはアイロンボード。ダイニングテーブルやデスクを代用して、即席アイロン掛けスペースをつくれる持ち運びタイプものです。アイロン掛けの時間をまとめて取れる人は、空いた時間にダイニングに持ち出し、椅子に座って取り掛かることもできて便利です。
アイロンを収納できる、アイロンバッグにもなるアイロン台も。アイロンバッグを持ち運んで使いたい場所で広げれば、そのままアイロン台として使うことができます。アイロン掛けの道具をひとまとめにするという点でも便利。
自分に合ったアイテムを使うことで、家事がラクになるといいですね。
3.アイロンそのもの手放して、衣類スチーマーに。
スチームアイロンにこだわらず、「アイロンを手放す」という見直し方法も。
アイロン掛けをする頻度が少ない。
掛けるのは毎朝1枚だけ。
おしゃれ着にだけアイロン掛けできればOK。
…など、生活スタイルは様々。
スチームアイロンでなくても、衣類スチーマーなどのアイテムを上手に取り入れれば、アイロン台も不要。
衣類スチーマーの便利なところは、立ち上がりが早く、朝の忙しい時間にもサッと取り掛かれるところ。立ったままその場でハンガーに掛けて、スチームを当てることでシワを伸ばすことができるので、わざわざ準備をする必要がありません。アイロン台を出す必要なければ、持つ必要もナシ!「お出かけ前に必要な衣類にだけ。」そんな生活スタイルの人にはぴったりのアイテムです。
いかがでしたか?
面倒なアイロン掛けの苦手項目に着目して、省けるところを上手に省く。
無理なく家事に取り組める仕組みを見直してみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nami Sasaki