こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。
3LDKのマンションに夫と、8才の娘、6才、0才の息子の5人で暮らしています。
ICT教育の導入により子ども達が「1人1台」のタブレット端末を持つ時代になってきました。さらにタブレット端末を使用した通信教育も急速に増えてきていますよね。しかし、タブレット端末の収納場所や管理方法に悩んでいるというご家庭も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はご家庭でタブレット端末を収納するときのポイントを3つご紹介していきます。
1. 使う場所のそばに置く
モノを探す時間を無くしたり、散らかりを防止するためには「定位置」を決めてあげることが大切なポイント。
定位置を決めるときに目安となるのがお子さんが「どこでタブレット端末を使うか?」ということ。使う場所の近くに置き場所をを作ってあげるのがおすすめです。
わが家では普段ダイニングテーブルで学習しているのですぐ近くにタブレット端末の収納場所を確保しています。
子どもが手に取りやすい場所に収納場所を作ることで、学習に取り掛かるハードルを少しでも下げる効果も期待できます。
学習が終わった後も元に戻しやすく、管理にかける手間を最小限にすることができます。
収納場所の近くにコンセントがあると収納しながら充電ができるので便利ですよね。
毎日学校からタブレットを持ち帰ってきて充電する必要がある、という場合はランドセル置き場の近くにタブレットの収納場所を決めてあげるとランドセルから出してすぐに充電することができます。
2. 一緒に使うものをまとめておく
充電器やタッチペン、教材や持ち運び用のケースなど、タブレットの周辺で使うものがある場合はまとめて置いておくのがおすすめです。使いやすく、そして失くしにくくなるというメリットもあります。
ファイルボックスの他に仕切りスタンドで収納するのもおすすめです。
省スペースで収納することができ、圧迫感がないので学習机の上においてもすっきりと見せてくれます。
3. 親の声かけ
タブレット端末の定位置を決め、片付けの仕組みを作ったのに片付けてくれない。最初はそんなこともあると思います。
そんなときは「タブレットが出しっぱなしだよ」や「片付けてくれる?」と言った命令しない声かけを心がけてみてください。
そして、片付けてくれたら「ありがとう」も忘れずに。
「早く片付けなさい!」「まだやってないの?」など、私たち親はつい上から目線の言い方をしがちですよね。しかしそうするとますます片付けが嫌いになってしまう可能性もあります。
ほんの少し言い方を換えるだけでお子さんの行動が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。
仕組み作りと声かけで快適な収納を
いかがでしたでしょうか。片付けの仕組みを作った後、子どもに任せきりにするのではなく、その後の親のサポートや声かけというところまで意識するとお互いが気持ちよく過ごすことができます。これからますますICT教育が進み学習スタイルが変わっていくことが予想されます。収納もそのときのライフスタイルによって変化していくもの。ぜひ親子で楽しみながらベストな収納を見つけてみてくださいね。