3LDKのマンション暮らしのわが家。キッチンはマンションに標準装備されているタカラスタンダードのもの。試行錯誤を繰り返し、使いやすい今の収納に落ち着きました。今回は、7つの引き出しの中を全部お見せします。
- 川村亜貴子 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションに夫と、8才の娘、7才、1才の息子の5人で暮らしています。「ママの日常に1日1時間のゆとりを生み出すスーパーハピネス整理術」を主宰。「家族の幸せはママの笑顔から!」
ameba blog : スーパーハピネス整理術
気がつけばお気に入りが揃うキッチンに
- 幅2,330mm×奥行630mm
- 高さ850mm
「あまり収納力はなさそう・・」
それが、引っ越してきてキッチンにモノを納めようとしたときの第一印象でした。(以前住んでいた家の方がキッチンは広かったので。)
持ってきたモノを入れようとしても、どうしても入り切らない。そこで、初めて自分の持ち物と向き合うことに。「これは本当に必要?」「心から気に入って使っている?」そうして自問自答してみると、そうでは無いモノがたくさん!必要ではないモノを一生懸命しまっていたということに、そのとき気がつきました。
それ以来、「本当に必要なモノ」「心から気に入ったモノ」だけを買うよう常に意識。しだいに、キッチンにはお気に入りのモノばかりが集まるようになりました。不思議なことにあれだけ収納力がないと思っていたキッチンにスッキリと収まり、「自分にとってちょうどいいサイズ」と思えるように。収納方法を試行錯誤した結果、今ではとても使いやすいキッチンになりました。
スパイス
コンロ脇の細い引き出しには、塩や胡椒、スパイスなどを収納しています。元々仕切りがついているので、開け閉めしても倒れることもなく快適に使えます。
深型の鍋・油(コンロ下)
カレーなどの煮込み料理、ご飯を炊く用の深いお鍋は高さのあるコンロ下の引き出しに。
空間を「奥・手前」に分けるイメージで、手前には無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダートタイプ1/2」を置いています。手前に横並びに置くことで、引き出しを少し開けるだけで取り出すことができます。
フライパン・鉄製の鍋(コンロ下)
わが家の調理器具は、サイズも大きく、重さのある鉄製のものが多め。立てて収納するという選択肢もありますが、安定感を重視して、平らに積み重ねて収納しています。使用頻度はそんなに高くないので、不便を感じることはありません。
ボウル・ザル・バット・消耗品(シンク下)
調理中によく使うボウルやバット、包丁などはシンク下の引き出しに。
無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス1/2」を使い立てて収納しています。ボックスを使うことで、空間を区切ることができ、取り出しやすく、戻しやすい収納になっています。
パスタ鍋・保存容器
もう一つ、シンク下の浅型引き出しには、パスタ鍋や保存容器、サラダスピナーなどを収納しています。浅型と言っても、パスタ鍋を収納するのに十分な高さ。片手鍋も立てて収納することができます。こちらの引き出しも、無印良品の「ポリプロピレンメイクボックス1/2」や「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダートタイプ1/2」を使っています。
水筒・ブレンダー
リビング側の引き出しには、水筒やハンドブレンダーなどを収納しています。よく見ると、キッチンには関係ない息子のお尻ふきとおむつ消臭袋も。以前、リビングに置いておいたら、中身を出されてイタズラされてしまい。。どこかいい場所はないか、と思いついたのがキッチンの引き出しでした。キッチンには侵入防止の柵が付いているので、息子が引き出しを開けることはできません。おむつを替える時も、リビングから取ることができ、交換したおむつはキッチンのゴミ箱に捨てるので、ついでに戻すこともでき、動線的にもスムーズに使えています。
植物お手入れ用品
リビング側下段の引き出しには、花やグリーンのお手入れ用品、花器などを収納しています。以前は違う場所に収納していたのですが、植物のお手入れするときは水を使うことが多いので、キッチンの引き出しに収納することで使い勝手が良くなりました。
キッチンには、キッチン用品や食品を収納するものと思いがちですが、発想を柔軟にすることで、収納力が少ないと思っていたキッチンもとっても快適に。キッチン収納にお悩みの方の参考になれば幸いです。
あわせて読みたい
キッチン収納の記事はこちらから。
ほかのプロアドバイザーのキッチン収納も、紹介されています。