ハンガーラックは、場所を選ばずに衣服の収納をつくることができるため、わが家でも愛用している収納家具の一つです。そこで今回は、ハンガーラックのメリットとデメリット、そしてその活用法についてお伝えします。暮らしに取り入れてみたいけれど、どのようなものを選んだら良いのかわからないという方は参考にしてみてください。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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ハンガーラックとは?
ハンガーラックは、スチールやパイプからつくられた、「衣服をかけて収納するための家具」のことをいいます。サイズやデザインも様々ですが、シンプルなデザインのものが多いのが特徴です。そのため、タンスなどを置くのに比べると圧迫感が抑えられ、スッキリと洋服を収納できるのも魅力のひとつ。キャスター付きのものや、下にカゴがついたものもあるので、お部屋のインテリアに合わせて取り入れることができます。
ハンガーラックの ”メリット” と ”デメリット”
ハンガーラックの最大の”メリット”は「収納場所を自由に変えることができる」ことです。賃貸やマンションの場合、クローゼットの位置は自分では変えることが難しいのが現実。しかし、ハンガーラックを使うことで、ここにあったら良いのに!という場所に洋服をかけることができるためとても便利です。
また、ライフスタイルの変化に応じて、フレキシブルに収納場所を変更できるのも”メリット”。わが家でも、いままでは玄関近くの部屋にコートなどをかけるために使用していましたが、長男のお部屋をつくるために、ハンガーラックを和室へ移動しました。シンプルで圧迫感がないので、使う場所を選ばずに簡単に移動ができるのもハンガーラックの”メリット”だと思います。
ハンガーラックを愛用している私が考える”デメリット”としては、クローゼットに比べ、オープンな収納であるため、埃がつきやすいことです。いつも循環している服であればそれほど気にはなりませんが、長期で保管する服などは、クローゼットの方が向いている場合もあります。
愛用しているハンガーラックと活用例
わが家で使用しているハンガーラックはIKEAのMULIG ムーリッグです。サイズは、99cm × 152 cm、価格は1499円(税込)ととてもリーズナブル。無駄のないシンプルなデザインがどのお部屋に取り入れても馴染むため、気に入っています。
以前は、玄関すぐのお部屋にアウター類や、すぐには洗わないニットなどの収納に使っていました。外で着たものをクローゼットに収納するのにとても抵抗があったため、クローゼットに収納するものと一時的にかけて収納するものに分けることを目的としていました。
ライフスタイルの変化とともに、現在は収納場所を変えて和室で使用をしています。常に循環しているオンシーズンの服だけを収納しているため、かけている服は10着以下。オープンな収納は、たくさんのモノがかかっていると見た目もごちゃついてしまいがちです。自分が本当に好きな服だけを厳選して収納ができるため、モノも管理も簡単になったように思います。
いかがでしたか。賃貸やマンションなど、自分の暮らしに合わせて衣服のかける収納を作ることのできるハンガーラック。みなさまの暮らしにも取り入れてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー NagisaOkamoto