こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。
3LDKのマンションに夫と、8才の娘、6才、0才の息子の5人で暮らしています。
家の中で、私たちを癒やしてくれる大切な場所の一つといえば浴室。一日の終わりに湯船にゆっくり浸かると疲れが取れてリフレッシュできますよね。しかし、浴室はヌルヌル汚れやカビ、水アカなど手強い汚れが多くてお掃除が大変!そんな風に思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は家事代行の現場で100件以上のお宅を掃除してきた私が、日常のお風呂掃除をもっと簡単にするコツをお伝えします。
掃除の最大のコツは汚れを溜めないこと
汚れは放置するとどんどん落ちづらくなっていきます。落ちづらくなった汚れをきれいにするには多くの時間と労力をかけることになってしまいます。そして疲れるわりにきれいにならず、お掃除が嫌いになり、さらに汚れていくという負のスパイラルに陥ってしまいます。なので汚れを溜めないようにこまめにお掃除をすることがお掃除を簡単にする最大のポイントです。
必ずしも洗剤は必要ではない
お風呂掃除に、お風呂用洗剤を使ってお掃除している方が多いと思います。私も以前は中性洗剤を使いお掃除をしていました。
しかし、浴槽のお湯を抜いた直後は汚れが緩んで落ちやすくなっているので、スポンジでこするだけで十分に落とすことができます。
お湯を抜いて時間が経ってから浴槽をお掃除する場合は、シャワーで軽く濡らし重曹を振りかけてこすります。重曹が研磨剤となり浴槽に付着した皮脂や角質汚れをよく落としてくれます。
重曹はお風呂用洗剤と違い、洗い流すときも神経質に落とし切る必要がないのでお掃除の時間と手間を減らすことができます。
壁や床に飛び散ったシャンプーやボディーソープはカビの原因となります。入浴後は壁や床をシャワーでよく流してから出るようにしましょう。毎日スポンジやブラシで擦る必要はありません。
残った水分は汚れやカビの原因に
水道水に含まれるミネラル成分は水アカの原因に、そして残っている水分はカビの原因になります。なので水分を残さないことがきれいを保つポイント。
お掃除の最後には水分を取ることを心がけましょう。
スクイジーを使うと広範囲の水分を手早く取ることができます。
スクイジーの入らない細かいところや、シャンプーボトル、蛇口、シャワーヘッドなどはタオルなどでさっと拭き取りましょう。
鏡やステンレス周りの気になる水アカにはクエン酸パックを試してみてください。
クエン酸水を吹き付けキッチンペーパーとラップを貼ってしばらく置き、よく洗い流します。
排水口は髪の毛がたまり雑菌やカビの原因になりやすい場所。こまめにお掃除するのがおすすめです。毎日掃除するのは大変という方はフタを開けておくだけでもOKです。
掃除道具はすぐ手の届くところに
お風呂を掃除するときや、汚れに気がついたときにすぐに掃除ができるように掃除道具は近くに置いておくのがおすすめです。
そして、お掃除道具を清潔に保つというのもポイント。
汚れていたり、雑菌だらけの道具でお掃除してもきれいにはなりません。スポンジやブラシは長時間濡れたままだと雑菌が繁殖しやすくなります。
わが家では乾きやすい薄手のスポンジを使用しています。
落ちない汚れはあきらめも肝心
汚れは長い時間放置すると簡単には落とすことができない段階になってしまいます。そんなときは専用の道具や洗剤を使うのもOKですが、やり過ぎると素材を傷つけてしまう可能性も。
一度ついた傷は取れませんし、ついた傷に汚れがたまりやすくなってしまいます。
無理にでも落とそうとはせず、買い替えを検討するなどあきらめる勇気も必要です。そうならないためにもぜひ日頃のこまめなお掃除を心がけてみてくださいね。