こんにちは。整理収納アドバイザーのNami Sasakiです。
わが家は、夫と私、3人の男の子の5人家族。
築9年の戸建て住宅で暮らしています。
家族が一日の疲れを癒す空間、ベッドルーム。
皆さんはどんな心地よい空間をイメージしますか?
私がイメージするベッドルームは、家族がリラックスして眠りにつけるシンプルな空間。
気持ちもリセットできるよう、色物は極力置かないようにし、心身ともにリラックスできる時間にしてあげたいと思っています。
こんなふうに、理想の空間をイメージすることはとっても大切なこと。
どんなお部屋のインテリアにしたいか、その部屋でどんな暮らし方がしたいか…イメージを膨らませて、理想のインテリアに近づけていきたいものですね。
それでは、快適なベッドルームをつくるコツをお話します。
⒈埃を溜めるモノを置かない
ベッドルームはファブリックが多く、ただでさえ埃が立ちやすい場所。
なるべくシンプルな空間にし、埃を溜め込まないようにすることを心掛けています。
例えば、毎日の掃除が難しくならないように、棚を設えない。
棚は埃を溜めやすい場所。
収納が欲しいからといって棚を付けると、かえってそこに埃を受け止めてしまうので、掃除の手間を省くために棚や雑貨を置くのをやめました。
なるべくモノを置かないことで、埃が床に流れ落ちるように。
床掃除を怠らないことが、わが家のベッドルームの快適維持につながっています。
⒉寝たまま手に取れる収納
まだ子供が小さいので、寝かしつけのお供に、夫がゲーム機やイヤホンなど持ち込む習慣があります。
翌朝、いつもお布団の上に転がっていたイヤホンにモヤモヤ。
夫がきちんと片付けてくれる方法を探りました。
そこで思いついたのが、ウォールポケット。
枕元の壁を利用して、壁面収納を実現しました。
やってみるとウォールポケットにはメリットがたくさんあることに気づきます。
・1アクションでポイッと収められる。
・1アイテムを1ポケットに収められるので、イヤホンなどが絡まない。
この方法がしっくりきてからは、ウォールポケットが収納としても、インテリアとしても、ベッドルームで大きな役割を果たしています。
子供と私の間の枕元には、時計とティッシュを。
子供の鼻水を取ってあげたい時に、起き上がらなくてもいいように。
目覚まし時計は、ここに置けるコンパクトなものを愛用しています。
⒊掃除道具はすぐ手が届く場所に
埃や髪の毛が溜まりやすいベッドルームだから、掃除は気づいた時にこまめにします。
例えば、ベッド脇にはコロコロ。
目についても生活感が出ないように、インテリアに合わせて木製ポールのものを採用。
朝、ベッドメイキングをする際に、サッと手に取り、お布団の髪の毛を取り除きます。
その場ですぐ手に取れるから、気が付いた時にできる手軽さがラクチン。
冬になると結露に悩まされる窓際には、ゴミ箱と吊るせるティッシュケースをカーテンフックに常備しています。
朝、洗濯物を干すついでに結露をティッシュで拭き取り、ゴミ箱へポイ!
動線に合わせた収納は、掃除のハードルを下げ、取り掛かりやすく、続けやすいものにしてくれます。
掃除嫌いで長続きしない性格の私も、毎日欠かさずやるように。
快適にしようとして、ついいろんなモノを置いてしまいがちなベッドルーム。
重要なのは、インテリアの足し算ではなく、引き算でした。
快適な睡眠をとる空間にするために、インテリアと収納を見つめ直してみるのもいいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。