こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。わが家は3LDKのマンションに夫と小学校1年生の娘、幼稚園年長の息子の4人暮らし。来年2月には第3子が産まれます。

やらなきゃいけないと分かっていてもなかなかとりかかれないお掃除。でも毎日「さぁ掃除しよう!」なんて気合を入れなくても大丈夫。
気づいたときにその場でできる「ちょこっと掃除」こそがお家をきれいに保つ基本なんです。
時間にしたら1つの場所に30秒ほど。30秒で済むのなら忙しい日々の中でもできそうな気がしてきませんか?
今日は「ちょこっと掃除」を習慣化するためにまずやってほしい2つのことをご紹介しますね。
ポイント1 汚れやすい場所を知る
例えば、テレビやテレビボードの上はほこりがたまりやすく目につきやすいところ。洗面所は水アカがたまりやすい場所。お風呂場の鏡や蛇口はうろこ汚れができやすいですよね。
小さなお子さんがいるご家庭では、ダイニングテーブルの下が食べこぼしで汚れやすいし、リビング学習をされているご家庭ではテーブルが消しゴムのカスで散らかる。
という風に、ご家庭によって共通して汚れやすい場所もあるし、お子さんの年齢などによって汚れやすい場所も各家庭によって違ってきます。
まずはあなたのお宅でどこが汚れやすいかを考えてみてくださいね。また、日々のちょこっと掃除は「目線の高さより下」と考えればOKです。
ポイント2 お掃除グッズはすぐ手に取れる場所に
あなたのお宅ではお掃除グッズを1つの場所にまとめて置いていませんか?でもそうすると、掃除道具を取りに行くのが面倒になってしまい、せっかく汚れに気付いても「後でいいや」と放置してしまうことに。
実は、家のあちこちのすぐ手に取れる場所にお掃除グッズを置くのが大正解!汚れやすい場所が分かったら、その場所ごとにお掃除グッズを置いていきましょう。

テレビの裏にフックをつけてハンディモップを収納。

インコのゲージのそばに羊毛ダスターと、リビング学習で大量発生する消しゴムのカス用の卓上掃除機。

そして洗濯乾燥機周りもほこりが溜まりやすいのでマグネットフックを使ってハンディモップを収納しています。洗濯機をまわしたとき、さっとほこりを取ることができます。

キッチンにも小さく切ったメラミンスポンジを常備しています。


洗面所のボウルのそばにはアクリルタワシ。扉裏収納にマイクロファイバークロスや、クエン酸スプレー、粉末重曹などを収納しています。
水あかがついてしまうと落とすのが大変な浴室の鏡やステンレスの蛇口部分。水あかを防ぐには水滴を残さないことが一番。入浴後や歯みがき後にさっと水滴を取るだけで水あか対策になりますよ。

1日のうちに、まとめてお掃除の時間を取るのは大変。でも、30秒でできる「ちょこっと掃除」の積み重ねできれいはキープできます。
春夏秋冬、私たちが快適に過ごすことができるのも雨風をしのげる家があるおかげ。そんな家に感謝の気持ちを込めてお掃除してあげると心が和やかに過ごせるような気がします。
お掃除を「面倒くさいもの」ではなく「家にかける愛情」と定義し直すことが、お掃除のハードルを下げる最大のポイントかもしれません。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。