レジ袋の有料化、エコバッグを買うときのポイント。ゴミ捨てに必要なゴミ袋ってどうしてる?

こんにちは。整理収納アドバイザー・ルームスタイリストプロの 岸上のぞみ です。小さな土地の3階建て2階リビングのお家で、夫と私と息子の3人で暮らしています。

2020年7月から全国でレジ袋が有料になり、それによってエコバッグの需要が高まりました。今では様々なタイプのエコバッグが発売されるようになりましたが、皆さんはどんなエコバッグを使っていますか?

今回は、エコバックを例に買い物をする際に気をつけたいこと、ゴミ袋としてリユース(再利用)しているものなど、お伝えしていきますね。

レジ袋の有料化、エコバッグを買う時に気をつけたいこと。ゴミ捨てに必要なゴミ袋ってどうしてる?

買い物の基準はどこにある?

少し堅い話から入りますが、レジ袋有料化の背景には、脱石油・脱プラスチックへの動きがあります。目的は人々が地球の資源を大切にし、環境に配慮するきっかけとなるため。実際、レジ袋有料化やコロナ禍がきっかけとなり、「サステナブル」「SDGs」などの環境に関する用語も本当によく見かけるようになりました。

今回のエコバッグのように分かりやすくモノの需要が高まると、新しい商品が次々とメディアで紹介され、購買意欲が刺激されます。そんなときこそ、一呼吸おいて、自分軸で行動したいもの。「レジ袋が有料化になったから、エコバッグを買う。」「みんなが買っているから、買う。」これらは、買い物の基準が自分以外の外側に向いています。

エコバッグ

過度な数のエコバッグが生産・消費されることは、「地球の資源を大切にすること」と矛盾することにもなりかねません。

わが家では、レジ袋有料化になってからも新しいエコバッグを購入していません。自分軸を持つことは、無駄な出費を防ぎ、節約にもつながります。

新しいモノを買う前に、まずは「観察」が大事。

では、自分軸で判断するには、どうしたらいいのでしょうか。

すでにあるモノの観察

まずは、自分がすでに持っているモノを観察します。持っているエコバッグを全て出します。総量と、特徴(大きさや重さ、色、素材など)を捉えます。

数は足りているのか、多すぎるのか。気に入っているモノ、使っていなかったモノ。残して使うのか、手放すのか。すでに今あるモノと、それに対する自分の感覚をよく観察します。

持っているエコバッグ

自分自身の観察

次に、自分が求めていることを明確にします。

例として私の場合を一部ご紹介します。

  • 軽い
  • 使っていないときはコンパクトになるけど、いちいち畳むのは面倒
  • 丸洗いできる(できれば洗濯機で)
  • 長く使える
  • いかにもスーパー用のエコバッグ、なデザインはNG
  • つるつるテカテカよりも、コットンやリネンなどの素材が好き

書き出してみると、より分かりやすいです。

観察の結果が軸になる

例えばSNSで見たエコバッグを「便利そうだし買おうかな。」と思っていたとします。観察がしっかり出来ていると、それに当てはめて「数が足りていなくて、自分が求めている項目にも当てはまるから買おう。」「すでに持っているもので充分だから買わない。」と自分軸で判断することができるのです。

エコバッグの収納方法

エコバッグは毎日使うカバンなどをかけているラックに。(1番左のエコバッグに持っているエコバッグが入っています。)

ゴミ袋としてリユースしているモノ

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生ゴミや各部屋のゴミ箱に使うゴミ袋は、パッケージなどの袋を再利用(リユース)しています。レジ袋が有料化してから「再利用できそうな袋」を保管するようになった主婦の方も多いはず。私もその一人です。

ゴミ箱には、毎週届く生協で商品が入っている薄手の袋を。

ゴミ袋としてリユースしているモノ

調理時などの生ゴミ用には、水漏れしにくく自立してくれるオムツの袋が優秀だな、と感じています。他にはバナナやパンなど、食品が入っていたビニール袋を使用。生活感はものすごくありますが、調理の時だけなので私はあまり気になりません。

無印良品,ファイルボックス

リユースできそうな袋たちは、無印良品のファイルボックスにガサッと入れています。袋は基本的にたたんでいません。

自分を大切にすることと環境を大切にすることは両立できる。

環境保全,サステナブル

資源を大切にし、生活することは、これからますます大事になってきます。環境を大切にする前提として、「自分自身を大切にする。」ということが土台となると感じています。自分軸でモノを選ぶことは、満足度も上がり、結果として長く使えるなど、資源のムダ使いを防ぐことにもつながります。

普段の暮らしの中で無理のない範囲から楽しみ、サステナブルな暮らしを一緒に模索していきましょう。

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