みなさんはおうちを片付けると、どのような効果や気持ちの変化があると思いますか。片付けには、暮らしを変える力があります。私自身、昔はたくさんのモノを持っていて、結果的にそのモノが育児中の私を苦しめた過去も。しかし、片付けや収納の工夫をすることで、暮らしは激変。片付けによって、今の暮らしに落ち着き、良かったと思えることがたくさんあります。
そこで今回は、片付けをして良かったことを4つをご紹介します。どんな風に過ごしたいか、目標が明確になると、片付けもスムーズに進みます。今年こそ片付けをしたい!すっきりしたおうちで暮らしたい!と思っている方の参考になると嬉しいです。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 無駄な買い物が減った
モノがたくさんあった時は、家の在庫がどれだけあるのか、何を持っているかを把握できていませんでした。自分が管理できるモノの量になると、どこに何があるか明確に。その結果、無駄買いを防ぐことにもつながりました。
また、ゆとりのある空間が心地よいと思えるようになると、自然と家に入れるモノにも気をつけるように。今の生活に不要なモノを、安易に取り入れることも減りました。家に入れるモノに対して、本当に必要なものなのかを考えることも習慣化していったのです。
余計な買い物をしなくなると、1つのものにかけるお金を増やすことができ、安物買いの銭失いをすることもなくなっていきます。家に取り入れるモノに対して、良い循環が生まれることを感じられるまでになりました。
2. 時間が生まれた
子育て真っ最中の私が一番に感じた効果は「時間」が生まれたことです。モノが多い時は、探し物も日常茶飯事。掃除をするときも、ひとつひとつのモノを移動して戻す作業が必要だったので、日々の家事にも時間がかかっていました。しかし、モノが少なくなった今は掃除をするのも簡単です。
自分が管理できるモノの量だけになった空間に住んでいると、時間にも心にもゆとりが生まれます。結果的に、子供と過ごす時間も増え、目に入る情報が多すぎてイライラすることも減っていきました。
さらに、家が整ってくると、家事と仕事の切り替えもスムーズ。限られた小さな時間の中でも、家事や仕事をこなすことができるようになったと思います。
3. 暮らしがスムーズになった
家の中が整うと暮らしがスムーズに。例えば、洗濯を干すという1つの家事。それも、動線を考えた収納にすることで、家の中をウロウロすることなく、効率的に終えることができるようになっていきます。「洗濯を干す」というたったひとつの家事ですが、ちょっとした動作がスムーズになるだけで、今までは負担に思えていた家事へのハードルも下がっていきました。
一つ一つの家事が楽になると、今までめんどくさいと感じていたことに対しても、サッと取り組めるように。苦手な家事へのハードルが下がることで、1日の中の暮らしも非常にスムーズになったのです。
4. 家が好きになった
育児に必死で片付けが思うように進まなかった時は、とにかく家にいるのが嫌でした。外のカフェに行ったり子供たちと1日中外で過ごしたり。家に帰るのが嫌だと思っていた時期もあります。今は家が本当に心地よく、家で仕事をするのも家事をするのも私の好きな時間になっています。
片付けをして得られる効果は人それぞれ。しかし、片付けはみなさんの暮らしを必ず変えてくれます。私がこのような効果を感じたように、少しでも片付けて良かったなと思っていただけると嬉しいです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto