わが家で約10年前から使用している無印良品のスタッキングシェルフ。ライフスタイルの変化とともにカスタマイズしながら長年愛用しています。 ライフスタイルの変化やその用途に合わせて、自分仕様の収納棚を作ることができるスタッキングシェルフは、わが家でも欠かせない収納棚のひとつです。そこで今回は、わが家のスタッキングシェルフの活用法についてご紹介します。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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スタッキングシェルフは、無印良品の木製オープンラックです。縦置きでも横置きでも使用できる「基本セット」と、「基本セット」を好きなサイズにカスタマイズできる「追加セット」が販売されています。色は、ウォールナットとオークの2種類。さまざまなサイズ展開があり、置きたい場所に合わせてオーダーで作成してもらうことも可能です。基本的には奥行き28.5cmですが、奥行き40cmのタイプをオーダーすることもできます。
また、スタッキングシェルフ専用のオプションパーツも充実しているため、棚の中もカスタマイズが可能。自由度の高い収納アイテムです。無印良品で販売されている各収納用品は、モジュール(寸法)が統一されているので、棚の中にぴったり収まるところも魅力の1つです。
1. ワイドタイプを本棚に
和室で本棚として使用しているのは、「スタッキングシェルフ基本セット ワイド2段タイプ」です。正方形の間仕切りのイメージがあるスタッキングシェルフですが、幅の広いワイドタイプもあります。仕切りがないことで圧迫感が減り、たくさんの本を並べてもお部屋をすっきり見せることができます。
大きな図鑑などは、「ブックエンド仕切り」を立てることで、図鑑が倒れないようにしています。また、小さなマンガ本や文庫本を収納には、本が後ろに落ちないようにストッパーを使用。
このストッパーは、「スタッキングシェルフストッパー」というスタッキングシェルフのオプションパーツで、収納しているものが棚の後ろへ落ちるのを防いでくれます。
2. 成長ともに変化するおもちゃ収納に
わが家のおもちゃ収納は、幅42㎝の基本セットにワイドタイプを連結して使用しています。子供たちが成長するにつれて、おもちゃの種類もどんどん変化するように。そのたびにわが家のスタッキングシェルフの収納もアップデートしています。
トミカやプラレールなどごちゃごちゃしたものが多い時期は、引き出しなどの収納用品を多めに置いて利用。最近では、大きな恐竜のおもちゃが増えたので、あえて収納用品は置かずにオープンな棚にして恐竜を並べています。
また、IKEAのレゴ®収納(BYGGLEK ビッグレク)とも奥行きの相性がばっちり!ただ、レゴ®大好きなわが家では、BYGGLEK ビッグレクに全てのピースを収納することができなかったため、無印良品の「ポリプロピレン ケース引き出し式・横ワイド薄型」と組み合わせてレゴ®収納にしています。細かく仕切ると子どもたちが片付けをしなくなってしまうので、引き出しの中はざっくり収納です。
3. オプションパーツを単体で使う
スタッキングシェルフには、様々なオプションパーツがあります。わが家では、スタッキングチェスト(引き出し)に、子どもたちがおまけでもらったおもちゃなどを収納。チェストの中に仕切りをつくり、細々したおもちゃをざっくり収納しています。
カラフルで、形もバラバラなおもちゃも、木製の引き出しに収納することでスッキリします。スタッキングチェストは、スタッキングシェルフの中にぴったり収まるだけでなく、単体で引き出しとして使うこともできる優れもの。子供の成長とともに収納も柔軟にアップデートしていけるので、新たに収納棚を買い足すことなく、カスタマイズができます。
また、「スタッキングチェストハーフ引き出し2段」は別の場所の収納でも活躍中。工具やガジェット類を収納しています。
このように、スタッキングシェルフを使っていない場所でも、オプションパーツを使うと、ちょっとした場所に引き出しを作ることができます。プラスチックの収納引き出しに比べて、温かみのあるオーク材の引き出しのおかげで、お気に入りの空間になっています。
いかがでしたか。無印良品のスタッキングシェルフは、ライフスタイルや子供の成長に応じて、柔軟に収納を変化させ、収納をアップデートできるアイテムです。また、オープン棚としてだけではなく、そのパーツで棚の中をカスタマイズしたり、パーツ単体で楽しむこともできます。ぜひ活用してみてくださいね。
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整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto