整理収納をすることで3つの効果を得られると言われています。その効果とは「時間的効果」「経済的効果」「精神的効果」。
わが家も整理収納を取り入れたことで、探し物をする時や、無駄なものを買うことがなくなり、リラックスできるお家になりました。今の家に引っ越し、整理収納と出会ってから5年。今回の記事では、家を整えたことによる暮らしの変化をご紹介します。
- 川村亜貴子 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションに夫と、8才の娘、7才、1才の息子の5人で暮らしています。「ママの日常に1日1時間のゆとりを生み出すスーパーハピネス整理術」を主宰。「家族の幸せはママの笑顔から!」
ameba blog : スーパーハピネス整理術
1. 掃除がラクになった
片付けてお家がすっきりしたことにより、掃除が断然ラクになりました。ものが多いと、掃除の際どかすために余計な手間と時間がかかり、掃除を面倒と感じがちに。ものが出しっぱなしになっていたとしても、しまう場所がきちんとあるのですぐに片付けることができます。おかげで掃除のハードルはグンと下がりました。
例えば洗面所。歯ブラシなどは鏡裏の収納棚の中に。洗面台には最低限のものしか置いていないので、ほこりや水滴も気づいたときにさっと拭くことができます。
汚れがたまることがないので、掃除が苦手、忙しくて掃除する時間がない、という人こそ家を片付けるのはおすすめです。
2. 買い物の失敗が減った
家を片付けてから「今ある収納スペースに入るだけ持つ」という意識が生まれ、ものを安易に増やさなく(買わなく)なりました。自然と、買うときにはよく吟味する習慣がつき、自分が本当に納得したものしか買わなくなりました。
家を整える前は、食品や洋服、家具などを買うとき
- 安いからとりあえず買っておく
- あまり気に入らない色だけど仕方なく
- 流行っていたから
と言った理由で買い物をして、失敗したと思うことも多かったのですが、今は買う買わないの基準が自分の中で明確になり、買い物の失敗が減りました。食品を無駄にすることも減り、お気に入りのものに囲まれて暮らすことができるようになりました。
3. 子どもも片付け上手になった
小学校3年生の長女は自分の部屋があるのですが、机の引き出しの中や部屋の収納は、全て長女が自分で考えています。
教えたわけではありませんが、家の中の収納を見ていて「こうすれば使いやすくなる、定位置が決まっていれば散らかってもすぐに片付く」ということが感覚で分かっているのかなと思います。もちろん完璧にできているわけではありません。もっとこうした方が使いやすくなるのになーと思う箇所もありますが、正解不正解よりも「自分で考えて行動した」ということが大切かなと思うので、あまり口は出さないようにしています。
先日は、家にあったお菓子の箱を、長女が収納用品として使っていました。自分で工夫している姿を見て、整理収納が思わぬところにも良い影響を与えているのかと思うと嬉しくなりました。
片付けることで、家族みんなが暮らしやすい家になり、会話のきっかけになったりも。片付けたいけど、時間が取れないから後回しになっているという方はいませんか?片付けにはそこにかけた時間以上のリターンが必ずあります。ぜひ少しずつでも始めてみてくださいね。わが家もまだまだアップデート中なので、これからどんな暮らしの変化があるか楽しみです。