こんにちは!整理収納アドバイザーの川村亜貴子です。
都内の3LDKのマンションに夫と8才の娘、6才の息子、生後4ヶ月の息子の5人で暮らしています。
今年の2月に息子が生まれ、まだまだお世話に手のかかる時期。
誰かひとりが家事を頑張るのではなく、家族みんなが家事に参加できるような仕組みを日々模索中です。
私たちの生活に欠かせない家電製品のひとつである冷蔵庫。
しかし、食材が使いきれずに傷んでしまったり、買ってきたものを取りあえず詰め込んでしまい取り出しづらくなったり・・
冷蔵庫をうまく使えていないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
「きれいに整えた方がいいのは分かっているけど、なかなか重い腰が上がらない・・」
そんなあなたの背中を押すために、冷蔵庫を整理することで得られるとっても嬉しい3つのメリットをご紹介していきますね。
1. 探す時間がなくなる
整理されていない冷蔵庫では、食品を「探す時間」が必要。
しかし、食品に定位置を作り管理することで「探す時間」をぐんと減らすことができます。
探す時間が1回につきわずかな時間だったとしても、毎日積み重ねていくとたくさんの時間を失うことになりますよね。
お料理をするときも、食材が取り出しやすい状態になっていればさっと取り出すことができ、時間の短縮につながります。
整理された冷蔵庫であれば在庫を把握しやすく、食材を買いに行く際の在庫チェックにかける時間も最小限で済ませることができます。
在庫を把握することで買い忘れや重複買いの防止にもつながります。
整った冷蔵庫は料理、買い物など日々の家事を円滑にこなすための心強い味方となります。
2. 掃除がしやすくなる
冷蔵庫は冷気が全体に行き渡るよう、7割収納が理想とされています。
食品がぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態の冷蔵庫では掃除もしづらいですよね。
7割収納を意識することで余白が生まれ、掃除もスムーズに。
こまめに掃除をすることで冷蔵庫の臭い対策にもつながります。
まだ入るからとついつい詰め込みがちですが、電気代節約のためにも7割収納を意識してみてくださいね。
3. 食品ロスを減らすことができる
食品ロスとはまだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと。
日本では年間600万t※の食品が廃棄されてされているそうです。
※引用:農林水産省HP
食べるのを忘れ消費(味)期限が切れてしまったり、使い切れなかった野菜が傷んでしまい、もったいないとは思いつつも捨ててしまっている…。
食べ物を捨てるのは誰しもいい気分ではないですよね。
しかし、冷蔵庫を整えれば家庭で出る食品ロスも減らすことにつながります。
例えば、早めに食べ切るものは手前に置いて分かりやすくしたり、在庫を把握し重複買いを防止したり、冷蔵庫の余白を考えて入る分だけ買い物をしたり、残っている食材から使うようにする、といったように冷蔵庫を整えることでできる取り組みがたくさんあります。
冷蔵庫から始めるお片付け
お家のどこから片付けようか?と考えたとき「冷蔵庫からやろう!」という方は少ないと思います。
しかし冷蔵庫は、クローゼットや洗面所などと比べると小さなスペースなので片付ける時間もそんなにはかかりません。
大きな収納用品も不要なので手軽に片づけることができます。
今日は野菜室、明日は冷凍庫というように、1日に引き出し1つ分だけでもいいと思います。
大事なのは「自分でできた!」という達成感。次に片付けをするモチベーションにもつながります。
ぜひ、自分のため、家族のため、地球のためにも冷蔵庫を整えストレスのない暮らしを目指してみてくださいね。