暮らしに必要なモノを収納するのに便利な「引き出し」。その引き出しの中、みなさんはどのように収納をしていますか。収納するモノに合わせた仕切りを作ることで、引き出しの使いやすさはぐっと上がります。今回はわが家の仕切り方法をご紹介します。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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衣装ケースは不織布とブックエンドで仕切る
インナーや靴下類は、畳んだときの幅が小さいため、衣装ケースに収納する際は仕切りがあると便利です。わが家では、不織布の収納アイテムを使って、兄弟別にインナーや靴下を立てて収納しています。
立てることで「どこに何が何着」あるのかが一目瞭然に。収納する時は、仕切りに合わせた幅で畳み、折り目を上にして入れると、見た目も美しくなります。
長袖のインナーやレギンス類は倒れやすいので、ブックエンドを使って仕切りを追加するとさらに使いやすさがアップします。
浅い引き出しは仕切りトレーが便利
工具類を入れている無印良品の木製引き出し。細々したアイテムが多く、一つ一つを出し入れしやすくするために「無印良品 ポリプロピレンデスク内整理トレー3」で仕切っています。
トレーの内部は、入れるモノのサイズに合わせて仕切り板の位置を変えることが可能。仕切り板は追加で購入することもできるので、暮らしに合わせて使い方をカスタマイズすることができます。
1つのアイテムで2つに区切る
引き出しの中を仕切るとき、スペース全体を収納ケースで埋めつくさなければいけないと思っている方も多いのではないでしょうか。わが家では、収納アイテムをあまり増やしたくないので、1つの収納ケースで2つのエリアに区切るという使い方をよくしています。
例えば、こちらのおもちゃ収納。引き出しの中をそれぞれ、2つの収納ケースで3つのエリアに、1つの収納ケースで2つのエリアに区切って使っています。
収納ケースで埋め尽くさないことで、引き出しにジャストフィットする収納アイテムを探す手間もなくなり、さまざまな収納アイテムで手軽に空間を仕切ることが可能になります。
収納アイテムがずれてしまうときは
仕切るための収納アイテムを並べたのに、少しスペースが余ってしまうときはありませんか。例えば、このカトラリースペース。設置した収納のケースの奥にスペースが余ってしまい、引き出しを開けると収納用品がずれてしまっていました。
そんなときに見つけたのが、セリアの「ミニドリンクストッカーL」。幅6cm×奥行30cmで、小さな隙間にぴったりでした。使用頻度の低いものをまとめると、引き出しの使いやすさもアップします。
また、メラミンスポンジを隙間に合わせたサイズで挟むのも一つの方法です。子どもたちの学習机の引き出し。奥の方は出し入れもしにくいため、収納スペースとして使わずにカットしたメラミンスポンジで隙間を埋めるだけにしています。収納アイテムをぴったり並べなくても、隙間を埋めるだけでプチストレスが解消されます。
いかがでしたか。今回は引き出しの仕切り方法をご紹介しました。引き出しの中をスッキリ使いやすくしたいと思っている方は、参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto