限られた収納スペースを活用するために便利な「突っ張り棒」。サイズや色の展開も豊富で、隠れた場所だけではなく、インテリアの一つとして使えるものまで様々です。収納が小さなマンションや賃貸などでも、突っ張り棒を使うことで、収納の可能性を広げることもできます。
わが家にも、突っ張り棒を使っている場所が3箇所あります。家事動線を効率化するものから、インテリアとして使っているものまで、その用途は様々です。そこで今回は、空間を有効に使うために、突っ張り棒をどのように活用しているのかをご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。
活用例① 洗濯機の真上に設置して洗濯物干しを効率化
活用例② クローゼットのハンガーパイプを子どもの高さに合わせて
活用例③ おしゃれ突っ張り棒で観葉植物をハンギング
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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突っ張り棒を使う時に気をつけること
✔️ 設置できる場所かを確認する
突っ張り棒は、壁を押すことによって固定します。珪藻土や漆喰など、突っ張り棒には適していない壁の素材もあるようなので、事前にチェックしておくことをおすすめします。また、石膏ボードの壁に設置する際は、下地のある場所に取り付けることで突っ張り棒の落下を防げるため、下地の場所も確認しておくと安心です。
✔️ 収納するものの重さを考える
突っ張り棒によって「耐荷重」が異なります。収納するものの重さを考えて突っ張り棒を選ぶようにしましょう。落下が心配な場合は、突っ張り棒をサポートするためのアイテムもありますので、確認しておくとよいです。
✔️インテリアの色に合わせてデザインや色味を選ぶ
簡単に収納を増やすことができる便利な突っ張り棒ですが、デザインによっては生活感がでがちなものも。棚の中に設置するのか、見せる収納にするのかによって、色味や大きさ、デザインを選ぶことが大切です。
活用例① 洗濯機の真上に設置して洗濯物干しを効率化
わが家で突っ張り棒を使っている場所の1つ目は「洗面所」です。洗濯機の真上に、突っ張り棒を設置することで、洗い終わった洗濯物を一歩も動くことなくその場で干すことができます。
乾燥機能を使わずに、夜に部屋干しをするスタイルのため「洗濯を干す」という家事は必須。洗濯物を運ぶという家事を手放して、手に取ったものから干していけるようなシステムにしました。
この突っ張り棒はカインズで購入したもので、真っ白の洗面所にブラックの突っ張り棒をチョイスすることでアクセントに。真っ白な突っ張り棒よりも生活感が抑えられお気に入りのスペースになっています。
活用例② クローゼットのハンガーパイプを子どもの高さに合わせて
2つ目の設置場所はクローゼットの中です。
クローゼットに設置されているハンガーパイプは、子供には高すぎますよね。そこで、子どもが使いやすい高さに突っ張り棒を使用しています。
従来の引っ掛ける場所では、子どもは背が低いので届きませんが、ここに突っ張り棒を設置することで、低い位置にハンガー収納でき、自分で洋服を取り出すことができます。子どもが使うため、カインズホームの強度の強いものをチョイスしました。
活用例③ おしゃれ突っ張り棒で観葉植物をハンギング
リビングに観葉植物をハンギングするために使用しているのが「DRAW A LINE(ドローアライン)」の突っ張り棒です。DRAW A LINEは突っ張り棒のトップメーカーの会社「平安伸銅工業」とクリエイティブユニット「TENT」とのコラボレーションブランド。
基本となる突っ張り棒に様々なパーツを組み合わせることで、とてもおしゃれに空間をカスタマイズすることができます。
DRAW A LINEは、本体はスチール製、ネジ部分は真鍮(しんちゅう)で作られており、高級感があります。突っ張り棒というより、インテリア家具のように使うことができるのがこの突っ張り棒の最大の魅力。また、フック、照明、棚、テーブルなど様々なパーツを組み合わせることで、自分好みの新しい空間を生み出すことができるのです。
わが家でも憧れのハンギンググリーンを飾ることができました。賃貸などでフックをつけるために穴を開けることができない場所でも、インテリアの幅を広げることができますね。
いかがでしたか。収納の少ないマンションでも、突っ張り棒を活用することで空間を有効に使うことができます。ここに収納があったらいいのになという場所にぜひ活用してみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto