こんにちは。ルームスタイリスト、整理収納アドバイザーの安藤秀通です。東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
暖かくなり春がきたかと思えば、あっという間にじめじめ暑い季節がやってきますね。雨の日や湿気が多い日が増える前に対策をしようと思っていたのにできなかった、なんて方もいるのではないのでしょうか?
お風呂やキッチンのシンク周りなど「カビ対策をしなければいけないな」と思いつく場所の他に、意外と意識から抜け落ちて忘れてしまって「対策をしておけばよかった」と後で後悔した場所が私にはありました。今回は意外に見落としがちな、梅雨時期本番前にケア&お掃除しておきたい場所3選をお伝えしていきます。
- 安藤秀通 ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
- 東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
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❶ ゴミ箱の丸洗い
気温や湿度が上がるとゴミ箱から嫌なにおいが発生することがありませんか?
私も数年前までこの時期になるといつも悩んでいました。「乾いたゴミと、生ゴミや水分の出るゴミと分けているのに何でにおってしまうんだろう?」と困っていたのです。(生ゴミは収集日の前まで冷凍していたりします)
そう、においの原因は袋の中身ではなく、ゴミ箱の内側についた見えない汚れでした。それに気づいてからは「ゴミ箱を丸洗いする」という対策を実施しています。
何かをこぼしてしまったり、濡らしてしまったり、特別な汚れがない限りは1年に1回、お風呂などで丸洗いすれば十分。シャワーとブラシで汚れを落とすだけで夏場ににおうことが劇的に少なくなりました。丸洗いが難しい方は拭き上げだけでも効果あり。ゴミ箱に関するストレスがなくなり快適なので本格的に暑くなる前におすすめの対策です。
❷洗濯槽のカビ対策
カビは「温度」「湿度」「栄養分」の3つの条件が揃ったときに発生します。温度は5〜35度、湿度は80%以上、栄養分は食べこぼしや皮脂、水垢などの汚れ。カビの胞子は空中を浮遊しており、条件が合うところに胞子が落ちるとすぐに増殖してしまいます。
お風呂近くに置かれていたり、水を使う洗濯機はカビにとってはかなりの好条件。梅雨時期前に洗濯機のカビ対策をしておくことが大切です。
市販の洗濯槽クリーナーを使って対策をするも良し、最近では出張での洗濯機丸洗いサービスをしてくれる業者も増えてきました。また、洗濯槽を乾燥させることも効果的。乾燥機能がついている洗濯機は定期的に使用するのもカビ対策になりますのでぜひ使ってみてください。
❸下駄箱内の湿気対策
下駄箱の湿気対策も重要なポイント。暑くなってからだとすでに手遅れなことも・・・。普段閉めてあることが多い下駄箱も一気に開け放ち新しい空気を入れてあげましょう。
下駄箱の中の掃き掃除や拭き上げ、乾燥剤や除湿剤を設置すればカビが生きづらい環境が出来上がります。拭き上げをした後は乾拭きも忘れずに。水気が残っていると逆効果になってしまうことがありますので要注意です。
また、寒い時期に履いていた靴のケアは済んでいますか?靴の中に除湿剤を入れたり、乾拭きしておくだけでもカビ発生のリスクを抑えられます。ついでに夏場に履くサンダルや靴を拭き上げしておけば、これからの季節のお出かけが楽しみになりますね。
いかがでしたか。梅雨前に気になる場所のケアやお掃除をして、ストレスのない生活を送りたいですね。
今後もお部屋を整理収納とインテリアで整え、快適に暮らしていくヒントをお伝えしていけたらと思います。お気に入りの部屋を作る参考になったら嬉しいです。
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