こんにちは。ルームスタイリスト、整理収納アドバイザーの安藤秀通です。東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
皆さんのお家にテレビはありますか?最近はテレビは持たないタイプのご家庭も増えてきていると聞きますが、訪問サポートでお家にお伺いするとまだ9割以上のご家庭にテレビがある印象です。生活の一部になっていてリビングやくつろぎスペースの中心にあることが当たり前のテレビ。最近、ある相談が増えています。
- 安藤秀通 ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー
- 東京47㎡の中古リノベーションマンションで男2人暮らしをしています。
インテリア&整理収納サポートを訪問やオンラインで実施。またお部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅で開催中。地域セミナー、企業向けセミナーなど執筆など幅広く活動中。
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「黒くて大きいテレビの存在感が気になる」
最近ご相談で増えているのが、リビングやくつろぎスペースの中心にあることが多いテレビの存在感が気になるというもの。お部屋のインテリアにこだわっている方ほど、黒くて機械的で冷たい印象のテレビの存在感に悩みを抱えています。今日は、そんなテレビをインテリアに馴染ませていくコツをお伝えしていきます。
テレビをインテリアに馴染ませるコツは?
北欧モダンな洗練されたお部屋、ナチュラルで温かい雰囲気のお部屋、趣味のアイテムが素敵にディスプレイされているお部屋など自分自身の理想や好みのインテリアでお部屋をまとめている方ほどテレビの機械的で冷たい印象や目に飛び込んでくる黒い四角い見た目に「インテリアにあってない気がする」「インテリアよりテレビに目がいく」と悩んでいることがあります。
ズバリその悩みを解決する方法があります。
それは「色使い」です。

黒いアイテムをテレビ周りに配置してみる
テレビがインテリアの中で悪目立ちしてしまう原因はその色にあります。黒い大きいかたまりがお部屋の中心にあるとどうしても視線が集まってしまいますよね。それを中和するには黒いアイテムを足してあげることが重要です。黒い花瓶、黒い布、黒い本、黒いアイテムならなんでも構いません。黒いアイテムテレビ周りに足してあげることによってテレビの存在感が中和されるのです。

我が家で使っている黒いアイテム
そんな我が家でもテレビ周りや同じ景色の中に黒いアイテムを使用しています。黒い家電(空気清浄機)を近くに置いたり、黒い脚立、黒い植木鉢、黒い花瓶の下に黒いお皿を置いてあげるだけでもかなり雰囲気は変わってきます。

黒いDRAW A LINE(お洒落な突っ張り棒ディスプレイアイテム)をテレビ脇に設置したのもテレビの存在感をなくすことが大きな理由です。お家の中の黒いアイテムをテレビ周りに集結させるだけでもインテリアに馴染んでくれるかもしれませんね。ぜひ試してみてください。
先入観を捨てる
テレビをインテリアに馴染ませるコツをご紹介してきましたが、そもそもテレビを最近見てないなって方はいませんか?我が家はまさにその状態。最近はテレビをつけることがほぼなく、1ヶ月ほどスイッチを入れていませんでした。そのため10年以上使ったテレビを手放して、プロジェクターを使い始めてみました。

動画配信サービスを利用して映画やドラマを見たいときはプロジェクターを使っていて、ロールスクリーンや壁に映像を映しています。そのコンパクトさと使用しないときは収納しておける手軽さに感動している最近です。
「テレビが家になくてはならない」という先入観を捨てて、今の自分に必要なものは何か?と考えてみるのもいいかもしれませんね。またどうしても必要になったら購入することもできるので、自分にはどういうスタイルが合っているんだろうと試してみるのもありだと思っています。

いかがでしたか。テレビをインテリアに馴染ませるコツを使い、自分のお部屋をさらにお気に入りにしてみてくださいね。
今後もお部屋をインテリアと整理収納で整え、快適に暮らしていく情報をお届けしていきます。お気に入りのお部屋を作る参考になったら嬉しいです。
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