正方形のリビングダイニングにソファやダイニングテーブルなどの家具を上手にレイアウトするのは難しくないですか?
ダイニングテーブルとソファ、どちらも置いてみようとすると部屋に入りきらないですし、小さいサイズにすると無駄にスペースがあまってしまって、どうすれば上手なレイアウトにできるのかわからなくなりますよね。
今回はそんな正方形のリビングダイニングに家具を配置するコツがわかるレイアウト術を5つご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
正方形のリビングダイニングはこんなタイプです
キッチンをふくめると縦長に見えるリビングダイニングも実は正方形に近いことが多い、典型的な正方形のリビングダイニング。広さ的には10畳から14畳くらいが一般的でしょうか。
こちらの間取りは、ウォールドアを開けて、広々とした横長のリビングダイニングにもできるようになっているため、コンパクトな正方形リビングダイニングになっています。
正方形のリビングダイニングの家具の配置がむずかしい理由
よくある長方形のリビングダイニングは、家具を配置しやすく、4人かけのダイニングテーブルや2人かけ以上のソファが配置できます。
なぜ、正方形のリビングダイニングは家具が配置しづらくなるのでしょうか。
一辺の長さが短いので、幅の広いダイニングテーブルとソファを横並びに配置できない
リビングダイニングの面積が広いとソファとテレビとの距離が遠くなる
リビングダイニングの面積が広い部屋は無駄な空間ができてしまう
正方形のリビングダイニングに家具を配置する5つのコツ
それでは、11畳と14畳のリビングダイニングを例にコツをみていきましょう。
ソファをL字型に配置する
狭い正方形のリビングダイニングは長さがないので奥行を活かしましょう。ソファを角に沿わせてL字型に部屋に配置すると、長さをとらずにソファのスペースがとれます。
L字型のコーナーソファが見つからない場合は、オットマンを壁に沿わせ、クッションを置いてソファのように部屋に配置する方法もおすすめです。
キッチンカウンターにそわせてダイニングテーブルを配置する
ダイニングのスペースをおさえてリビングのスペースを広くとれます。キッチンカウンターがある場合は、カウンターを活用し、ダイニングテーブルを置かなければリビングのスペースを広くできます。
リビングで過ごすことが多い方におすすめです。
リビングでもダイニングでも使える家具にする
小さなお子様がいるご家庭のリビングダイニングは広いスペースを作っておきたいものですよね。その場合はソファかダイニングテーブルのどちらかだけを配置しましょう。
選べないという方はリビングでもダイニングでも使える、「ソファダイニング」がおすすめです。ソファダイニングはダイニングテーブルとして食事もでき、ソファとしてくつろぐこともできます。
また、ほとんどのソファダイニングは高さが低めなので圧迫感もおさえられて広く見えるポイントになります。狭いLDKは広く見せるコツが必要ですね。
リビングダイニングの奥行をいかして壁面に収納をつくる
14畳のリビングダイニング場合、部屋が広いため奥行があまってしまいます。せっかく奥行があるのであれば壁面に収納を作りましょう。
壁一面の収納は収納力抜群で部屋に圧迫感も出ません。窓がなければ天井までいっぱいの壁面収納でもよいですね。壁一面の収納にする場合は白やナチュラルなど圧迫感の出ない色にするのがポイントです。
部屋の空いた空間にワーキングスペースや畳スペースをつくる
もてあましている空間にワークスペースをつくりましょう。お子様のデスクスペースでもいいですし、家事やパソコンのスペースでもいいです。
ワークスペースをリビングダイニングにつくると家族を感じながら作業ができますね。小さいお子様がいる方はいつも目が配れるので安心です。
また市販されている置くだけの畳を使用して、畳コーナーをつくるのも空間に変化がうまれるのでおすすめです。
正方形のリビングダイニングにもメリットがある!
それは窓が大きいことです。間取りにもよりますが、同じ平米数の縦長のリビングダイニングと比べると間口が広くなるので窓が広くつくられていることが多いです。
窓が広い部屋は開放感があって気持ちよいですよね。窓を遮らずに家具を配置したレイアウトにすれば、部屋を広く見せられますよ。
正方形のリビングダイニングも工夫しだいで必ず暮らしやすい部屋にすることができます。
見方を変えれば、一般的な家とは違うレイアウトで印象的なお部屋になること間違いなしです!あきらめずにインテリアを楽しんでみてくださいね。