よくあるリビングダイニングの間取りの形をご存知ですか?それは長方形です。長方形といっても、縦長もあれば横長もあります。どちらもキッチンが対面式になっていることが多く、家具・インテリアをレイアウトしやすいのが特徴です。ですので、長方形のリビングダイニングの家具のレイアウトパターンはいくつもあります。
今回はその中でも「横長」リビングダイニングのレイアウトを10パターンご用意いたしました。自分の生活スタイルにあうものを見つけて、参考にしてみてくださいね。
横長リビングダイニングの間取りパターン
横長リビングダイニングの間取りの特徴は、窓のスペースが横に大きくとられいてるため、部屋全体の開放感があることです。キッチンも含め長方形になっているパターンとキッチンは出っ張っていてリビングダイニングが長方形になっているパターンとあります。
①田の字ブラン リビングダイニングが横長
②田の字ブランの逆タイプ
レイアウトのパターンは10パターンです。ダイニングテーブルのレイアウトパターンを3つ・ソファのレイアウトパターンを4つ・収納のレイアウトパターンを3つ作りました。では、さっそく見ていきましょう。
ダイニングのレイアウト 3つのパターン
基本的な動線を考えた家具の配置を紹介いたします。
1. ダイニングテーブルをキッチンカウンターに沿わせて配置
ダイニングとキッチンでコミュニケーションがとりやすい配置です。キッチンカウンターから料理を手渡したり、料理をしながら家族と話したりするなど、キッチンも家族の団らんの場にしたい方におすすめのレイアウトです。
2. ダイニングテーブルとキッチンカウンターを並行にした配置
ダイニングテーブルに座りながらリビングをながめることができ、リビングダイニング全体でコミュニケーションがとりやすいレイアウトです。テレビ台の位置によっては、ダイニングテーブルからテレビを見ることも可能です。
3. 壁にダイニングテーブルをつける配置
壁側にダイニングテーブルテーブルをよせた分、リビング側のスペースに広がりをもたせることができるレイアウトです。
リビングのレイアウト 4つのパターン
1. ソファを窓に向けた配置
外の景色を楽しむことができて、開放感のあるリビングダイニングのレイアウトです。また、リビングとダイニングのつながりももてるレイアウトです。テレビ台の位置を対面にしたい場合はテレビ台を窓側に配置しましょう。その場合は逆光になり、テレビが見にくい場合があるので注意してください。
2.ダイニングに背を向けてソファを配置
ソファに座った時に、ダイニングやキッチンが目に入らないので、食事の空間とくつろぐ空間を分けたい方におすすめです。部屋に広がりを見せたい方はきゅうくつに感じる場合もあるので、ソファを選ぶ際は高さやデザインなどに注意してください。
3. ソファを壁につけた配置
ソファからリビングダイニング全体が見渡せるレイアウトです。テレビの配置に少々困りますが、テレビをあまり見ないようであれば、開放感のあるリビングダイニングになります。
4. ソファを窓側につけた配置
こちらも同じくリビングダイニング全体を見まわすことができ、家族のコミュニケーションがとりやすいレイアウトです。ソファで窓を隠してしまうので入り口から見ると解放感がなくなりますが、ソファをロータイプにするとそのデメリットもおさえることができます。
収納のレイアウト 3つのパターン
横長リビングダイニングは壁部分が短辺かつ、そこにドアがないことが多いので壁一面の収納を作りやすいというメリットがあります。
1. リビング側の壁に収納を設置する
テレビ台もかねた、天井まである壁面収納を設置することができます。天井までの壁面収納は圧迫感をおさえることができるうえ、収納力は抜群です。
2.ダイニング側に収納を設置する
ダイニングで家事をしたり、お子様が勉強などをしたりする場合に、収納がダイニング側にあると便利です。お気に入りの食器を飾る飾り棚にしてもよいですね。
3.部屋の真ん中に間仕切りとして設置する
リビングとダイニングの間に、オープンシェルフなどの圧迫感のない収納を置くことで、ゆるい仕切りをつくることができます。よく使うものを置くと便利ですし、お気に入りの雑貨などをディスプレイすれば、リビングダイニングの主役になります。どうしてもスペースはとってしまうので部屋を広く見せたい方はやめておきましょう。また、動線を考えて配置するようにしましょう。
ダイニングテーブル・ソファ・収納のパターンを、それぞれ掛け合わせると、幾通りもパターンができますね!自分のライフスタイルにあわせて、ベストな家具配置を見つけてみてくださいね。