暗い時間が長くなってくる秋冬シーズン。家族で温かいものを食べたり、こどもが寝静まった後に少しだけのんびりする自分の時間を設けてみたり。季節ごとに少し部屋の雰囲気を変えるだけで、部屋で過ごす時間がより心地よいものになる。今回はそんな気分を味わうことができる秋冬の夜にぴったりのアイテムをご紹介します。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー/ルームスタイリスト
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分の心の声や感覚に気づき行動することを大切にしたお片づけレッスンなどを開催。
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部屋全体の明るさをあえておさえてリラックス
夜になると部屋全体を照らすような天井照明を使うことが多いですよね。ゆったり過ごしたい時間には、メインの天井照明を消して、小さな灯りで過ごすのもおすすめです。中でもオレンジに近い電球色の灯りを使用すると副交感神経が刺激され、身体をリラックスモードに切り替えてくれます。
キャンドル「火」を取り入れる
寒い夜にキャンドルに火を灯すと、それだけで暖かい気分になりますよね。キャンドルの灯りにリラックス効果があることは科学的にも証明されています。火の扱いに注意すれば、欲しい場所に灯りを持ち運べるのも便利な点です。アロマキャンドルを使うと香りも楽しめるので、シーンに合わせて使い分けるのも良いですね。
小さなこどもやペットがいて本物の火を使うのは心配・・・という方はLEDタイプのものを。一日の終わりに、やさしい揺らぎの炎に癒されてみてはいかがでしょうか。
イルミネーションライトを取り入れる。
クリスマスシーズンによく見かけるイルミネーションライト。わが家ではツリーなどを準備するクリスマスシーズンより一足前の、ちょうどアウターが必要になってくる頃から部屋で使い始めます。小さな光源を多数使用しているので、幻想的なあたたかい雰囲気を演出することができます。
枝ものやパンパスグラスを飾る
お部屋に枝ものを取り入れると、簡単に季節感を出すことができます。夏にはドウダンツツジなどの爽やかな葉の付いた枝ものをよく見かけますが、秋冬は赤い実の付いた枝ものや、ふわふわのパンパスグラスがおすすめです。また、植物の不規則な形は、部屋の中に多い直線的な印象とのバランスをとってくれます。照明の位置や明るさを調節して、植物の影を楽しむのも夜ならではの楽しみ方ですね。
寒い季節こそおうち時間を楽しんで
外が寒くなり、夜が長くなる季節こそ、おうち時間の居心地の良さを意識すると、暮らしの満足度も上がりそうです。これからイベントも多くなってくるシーズン。片づけで家がすっきりしたら、インテリアで見せ方を整えて、家族が心地よく過ごせる空間を作ってみてはいかがでしょうか。
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