誰でも狭い部屋を広く見せることができたら嬉しいですよね。実はカーテンの選び方でも部屋を広く見せられることをご存知でしたか?
普段のカーテンの選び方は、保温性や遮光機能など、機能面を重要視して選んでいる方が大半だと思います。それも、もちろん間違いではありませんし大切なことです。でも、カーテンやブラインドで部屋を広く見せることができたら嬉しいですよね。
今回はそんな狭い部屋を広く見せたい方に最適な、カーテンやブラインドの色や柄の選び方など、窓まわりのインテリアのアイデアをご紹介いたします!
窓まわりがスッキリすれば部屋も広く見える
カーテン等を選ぶ際にプリーツカーテンとプレーンシェード、どちらを選ぶと部屋が広く見えると思いますか?
プリーツカーテンとは、ヒダのある一般的なカーテンをさします。また、プレーンシェードはカーテン地と同じ生地で作られた、上下に開閉するものでシェードの中では一番シンプルなものをいいます。
図は、上がプリーツカーテン、下がプレーンシェードです。
プレーンシェードの方がスッキリしていて、部屋が広く見えますよね。
カーテンはレースカーテンと一緒に二重に吊るすことが一般的です。そしてプリーツカーテンであればヒダがある分、意外と奥行をとっているんです。
一方、プレーンシェードはヒダがなくスッキリとしていますよね。窓枠の内側にレールがあり、そこに取り付けができれば、手前にでっぱることがなく、さらにスッキリします。ロールスクリーンヤブラインドも同じですね。
しかし、プレーンシェードを選ぶ際には注意点が3つあります。
①高さのある窓の場合は、ブラインドを上げた時のタタミ代に注意する
タタミ代とは、シェードやブラインドを全部開いた時に、「たたまれている部分」のことをいいます。高さのある窓は、このタタミ代が厚くなります。
窓を開け切った時に、タタミ代が窓にかかってしまっていては、せっかくの窓が狭く感じてしまいます。
上の図は、窓の一番上の位置に取り付けた場合です。反対に下の図は窓の位置よりも上に取り付けています。このように、窓と天井の間に余裕があるようであれば、タタミ代の分を考慮して窓の上に取り付けるのがおすすめです。
②面積が大きい窓ほど明るくみえる、淡い色のシェードを選びましょう
いくらシェードにヒダがなく、すっきり見えても、窓は面積が大きいものなので黒やこげ茶はどうしても印象が重たくなってしまいます。狭い部屋を広く見せたい場合は、白などの明るい色のシェードを選びましょう。
③よく出入りする窓への設置は不向き
洗濯などで、よく出入りする窓はシェードや横型のブラインドの設置は不向きです。窓を開けるのに面倒で時間がかかってしまうためです。開け閉めを無理に行うと、シェードやブラインドが壊れる原因にもなってしまいます。
部屋を広く見せるカーテンの選び方と吊り方の工夫
では次に狭い部屋が広く見えるカーテンの選び方と吊り方の工夫をご紹介します。
天井を高く見せる吊り方の工夫
天井が低くて部屋が狭く感じる方には、カーテンを天井に近いところから吊るすことをおすすめします。縦が協調されて、天井が高く見える効果があります。腰窓でも天井から吊るすと天井が高く見えますよ。
また、ヒダのないノンプリーツカーテンにすればスッキリ見せることができます。
カーテンの種類にはヒダのないノンプリーツカーテンがあります。間仕切りや目隠しなどに使う方も多いですね。
もちろんヒダがない分、ノンプリーツのカーテンにすれば部屋もスッキリします。プレーンシェードと同じですね。ノンプリーツカーテンであれば窓からの出入りもしやすいので、よく出入りする窓がある場合はおすすめです。
カーテンの柄の選び方で部屋は広く見える?
標識や広告のように大きい柄や派手な色は、目につきやすく、飛び出して見えるので部屋が狭く感じやすいと言われています。小ぶりな柄にすると圧迫感をおさえることができ、狭い部屋を広く見せることができます。
大きな窓では、色が鮮やかな柄のカーテンを選ぶのは注意しましょう。鮮やかな柄が強調され、部屋に圧迫感を感じやすくなってしまいます。小ぶりな柄なら圧迫感を感じませんよね。
大きい柄でも淡い色や寒色と呼ばれるブルー系の色のカーテンを選べば、圧迫感をおさえることができます。
ただし、小窓であれば、アートのように部屋のポイントになり奥行感を出す効果があるので印象的な柄を選ぶとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?今回は、カーテンの色や柄の選び方で狭い部屋を広く見せるアイデアをご紹介させていただきました。
カーテンやブラインドなどの窓まわりのインテリアは部屋になくてはならないもの。新しい家に住むときは誰もが最初に選びますよね。カーテンなどの窓まわりのインテリアを選ぶときは、部屋が広く見える選び方を選択の中に入れてみてはいかがでしょうか。