悩まない家具選び。ダイニングセットを選ぶコツやポイント

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリストプロの 岸上 のぞみ です。3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人で暮らしています。

一度買うと長く生活を共にすることの多いダイニングテーブルやチェア。だからこそ引越しや買い替えなどで選ぶ際は慎重になりますよね。もちろんデザインや質感の好みも大事ですが、購入する際に気をつけておきたいポイントも。選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

テーブルのサイズ

横に2人並んで食事をする際、一人あたり600mmの幅は確保しておきたいところ。4人がけのダイニングテーブルだと、少しゆとりのある幅1400mm〜1500mmのものが既製品には多いです。

狭小住宅の増加に伴って幅1200mmや1300mmのコンパクトなダイニングテーブルの販売も増えてきました。家族が多く、横に3人並ぶイメージだと、幅1800mm以上が望ましいですね。

このように、家族の人数や置くスペースから、適切なサイズを検討することができます。

テーブルの周りに必要なスペース

テーブルそのもののサイズだけではなく、周りに必要なスペースも同時に考えておく必要があります。チェアを引いて座るために、テーブルの後ろに600mmは必要。さらに、座っている人の後ろを誰かが通る場合、600mm〜900mmのスペースが必要です。

こちらの画像は、テーブルからチェアの背もたれまで約600mm、チェアの背もたれから壁側まで約750mmあります。

ベンチ側は、チェアと違いあまり大きく動かすことはなく、わが家では後ろを通ることもほとんどありません。

テーブルから背面の棚まで約800mm。テーブルから背もたれまで約600mmの状態だと少し開きが大きく感じます。

テーブルからベンチの背もたれまで450mm程度が、個人的には横からスッと入れて、そのまま座って食事ができて使いやすいです。

引越しや買い替えなどで今までと違うサイズのダイニングを選ぶ場合は、特に注意してみてください。

ダイニングテーブルとチェアはセットのモノにするべき?

ダイニングセットとしてテーブルとチェアがセットになっているモノも多い中、あえてバラバラのテーブルとチェアを組み合わせる。というのも最近ではよく見かけます。

統一感を出したいのであればセットのものを選ぶのが早いですが、違うものを合わせてみるのも楽しいですよね。色味や材が同じ、または似ているものだと比較的合わせやすいです。

わが家は引越しのタイミングにunicoで購入したダイニングテーブル。それと同じシリーズのベンチ。2脚あるチェアは別のお店で購入したアーコールチェアというアンティークチェアを合わせています。形が違うものを選んだので、少し遊び心のあるインテリアになりました。

狭いスペースでも窮屈にならないポイント

最近、立地や内装などを充実させるため、あえて狭い家を選ぶ方も増えているそう。コンパクトなお部屋でも窮屈にならないアイディアを並べてみます。

  • バタフライテーブルやアウトドアテーブルを選び、使わないときはコンパクトに。
  • ソファダイニングを選び、ソファと兼用で使用する。(ソファダイニングはサイズや高さがコンパクトに作られていることが多く、部屋が広く感じます。)
  • 2人暮らしなど人数が少ない場合、壁づけにするなど配置を工夫する。

毎日使うモノこそ満足度の高い選択を。

ダイニングは家族が毎日たくさん使うスペース。満足度の高いものを選ぶことができると、毎日の暮らしの質もグッとあげてくれる存在になりますよ。

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