リビングダイニングは家族の物が集まる場所です。だから物を片付けても、どうしてもごちゃごちゃしてしまいますよね。
リビングダイニングが狭く見えてしまうのは、物の多さだけではなく、収納の見え方も原因があるかもしれません。
部屋が狭いからできるだけ家具は置きたくないと思いますが、収納家具を置いてスッキリ片付けるようにしましょう。そして、できれば部屋が広く見えるような収納のアイデアが欲しいですよね。
今回はすでに収納家具を置いている方にもおすすめの、リビングダイニングが狭くてもすっきりと広くみえる収納アイデアをご紹介いたします。
収納家具は一か所にまとめてすっきりと
狭い部屋を広く見せるテクニックは家具をまとめて配置することです。ポイントは床を多くまとめて見せること。
収納についても同じことが言えます。壁面にチェストやシェルフをまとめて配置できるようにしましょう。また、高さや奥行、素材、色を揃えることが、すっきり見えて広々と見えるコツです。
もうひとつ、ダイニングテーブルやソファに収納を沿わせて配置するのもすっきり見せる収納のアイデアです。
ポイントは、収納家具のサイズをダイニングテーブルやソファと同じくらいのサイズにして、まとめて見せることです。
例えば、ダイニングテーブルの横に高さ、幅ともにサイズを合わせた収納を置けば、まとめてすっきり見えるうえに、カウンターとしても使えるので便利です。また、いつも過ごす場所の近くに収納があるので、取り出しやすく使い勝手も便利になります。
部屋のすき間を活用して収納場所を作る
狭いリビングダイニングは家具を置くスペースがなかなか作れないこともあります。そこで、収納する場所がなくて困っている方は、すき間を活用しましょう。
例えば、キッチンカウンターの下。食事に使わないのであれば、デッドスペースですよね。奥行が浅めのシェルフを置いて収納スペースをつくりましょう。デッドスペースもアイデア次第でいい収納に変わります。
また脚の高いソファの下のスペースも活用できます。ボックスなどを置いてソファまわりで使う物をすっきり収納しましょう。
、リビングダイニングの中でデッドスペースになっている場所を探してみて活用してみてくださいね。
収納付きの家具を選ぶ
狭いリビングダイニングでは、収納付きのダイニングテーブルやローテーブルを選ぶことをおすすめします。
天板下に引出しや棚がついていて、すっきりと収納できるダイニングテーブルやローテーブルもあります。引き出しはスプーンやフォークなどのカトラリーやリモコンなどの、ちょっとした収納に便利です。
収納したいものが大きかったりものが多かったりとリビングに広い収納スペースをつくりたい場合は、収納付きのソファももおすすめです。
ソファの下に収納がついているので大きなスペースを確保することができます。ソファ以外にも収納付きの家具はいろいろあるので、インテリアショップで探してみると楽しいですよ。
収納棚のレイアウトは下段を重く、上段は軽く
部屋が広く見える収納のポイントは下段を重く、上段は軽くです。特にオープンタイプの収納家具は中身が見えるのでバランスが大切です。
まず、扉や引き出し、ボックスなどで、隠す収納にする場合は下段にもってくるようにしましょう。
逆に上段は文庫本など、詰め込みすぎない収納にしましょう。上段が重いと空間に圧迫感を感じやすくなります。また、見た目だけではなく収納する物の重さも、重いものは下段に、軽いものは上段にすることが、取り出しやすくもなり、地震などの際には重いものが上から落ちてこないなど防災にもなります。
理にかなっていますね。
一時収納用の「とりあえずBOX」をつくる
自宅に届いた郵便や水道光熱費の明細は、テーブルや棚の上、冷蔵庫にはりつけるなど、片付けるまで放置しがちですよね。狭い部屋がごちゃごちゃしてしまう原因です。
そこで役に立つのが片付けるまで一時的に収納する「とりあえずBOX」をリビングダイニングに作ることです。「とりあえずBOX」は引き出しやBOXなどの隠す収納で取り出しやすい場所に作り、文字通りとりあえず入れておきます。
そして定期的に確認して保管するもの、廃棄するものなど整理しましょう。ある意味これも1つの収納アイデアですよね。
リビングダイニングをすっきり見せるには「とりあえずBOX」がおすすめです。
狭いリビングダイニングをすっきり見せる収納アイデアいかがでしたでしょうか。
収納の工夫とアイデア次第で部屋をすっきり見せることは思いのほか簡単です。この機会にリビングダイニングの収納を見直してみませんか?