6畳1K一人暮らし、狭い部屋のインテリアを広く見せる3つのコツ

一人暮らしの部屋といえばワンルームや6畳の1Kが主流。そして一人暮らしのインテリアで多い悩みといえば「部屋が狭い」「収納が少ない」です。そこで狭い部屋を広く見せるコツのひとつが「背の低い家具でまとめる」です。背の低い家具をレイアウトすることで部屋に視線の抜けを作り、狭い空間を広々と見せてくれます。

ですが、6畳1Kの間取りでは収納スペースには限りがあるものです。実際、背の低い家具はクローゼットなど、部屋の収納スペースが大きい方や、収納する物の量が少ない方におすすめで、物の量が多い方には現実的ではなく難しいものです。背の低い本棚やチェストは収納できる量も減り、入りきらずに部屋が散らかってしまうもとですね。

そこで今回は悩める一人暮らしの狭い部屋を、すっきりと広く見せるレイアウトや収納のコツを3つご紹介します。6畳の1K、ワンルームでレイアウトや収納にお悩みの方は参考にしてみてください。

部屋の色使いを工夫する

部屋が明るく見える淡い色を取り入れる

狭い部屋を広く見せるには、まずは部屋の中の色使いを工夫しましょう。部屋の中で大きい面積を占める、壁やカーテン、ラグを淡い色でまとめます。色は淡い色の代表である白やベージュ、ライトグレーなどでまとめると開放感がうまれます。さらに、家具も白やナチュラルカラーでまとめるとより広く見せられます。

ただし、淡い色だけにするとぼやけた部屋になるので、クッションや観葉植物などでアクセント色を取り入れるのがおすすめです。

明るい色でまとめた部屋
濃い色でまとめた部屋

部屋の床がもともと濃いという方も明るめのラグで床全体をおおってしまうという方法があります。部屋が広く見えるワザには色をうまく使う方法があります。天井に向かって、床・壁・天井の順に明るい色にしていくと、広く見える効果があるので、床が濃いからといって諦めないようにしましょう!

部屋の中の色数を減らす

狭い部屋ではないのに部屋が狭く見える理由には、物が多くごちゃごちゃしている場合もあります。その場合、部屋の中に占める色の数を統一して減らしてみましょう。家具の色を統一する、ラグやカーテンの色を統一する、本や雑誌はBOXで隠すなど、色数を減らすと部屋がすっきり見えますよ。

色数の少ない部屋
色数の多い部屋

選ぶ家具で工夫する

ミラーの効果を利用する

商業施設などでも、よく取り入れられているのが、ミラーを使って奥行を出す方法。奥にまだお店があると思ったらミラーだった、などと騙された経験のある方も多いと思います。少し大きめのスタンドミラーは、部屋に奥行感を出してくれるので取り入れてみましょう。

ガラスやアクリルの透明感を利用する

ガラスやアクリルもミラーと同じように部屋に広がりを持たせてくれるアイテムです。ガラスは透き通っているので、向こう側が見えることで抜け感がうまれます。よくあるのはガラス天板のテーブルです。部屋の中央にくるようなローテーブルをガラス天板にするとお部屋の圧迫感を抑えられます。アクリルも透明感のあるものは同じような役割を持ってくれますよ。

デスクとテーブルを兼用する

一人暮らしで必要なものは、食事をするテーブルと、勉強または仕事をするデスク。どちらも置いているとやはり部屋は狭くなってしまいます。ノートパソコンなら移動できるからいいものの、デスクトップパソコンは簡単に動かせません。

そこでテーブルとデスクを兼用にしてしまう方法がおすすめ。少し大き目で高めのローテーブルならデスクトップパソコンを置くスペースもあり、ソファに座って作業ができます。

収納の工夫ですっきりさせる

やっぱり困りものなのが収納です。本や洋服があふれて散乱していては部屋が広く見えるどころかごちゃごちゃしてスッキリしない部屋になってしまいます。でも実際に収納するスペースは限られているので部屋の中で収納できる場所を工夫して作ることをおすすめします。そこでスッキリと収納場所が作れるコツをいくつかご紹介します。

ベッドや棚の下を活用する

ベッドやテレビ台など、脚を高く細めのものにすると、下に収納するスペースが増えます。また収納付きのベッドもおすすめです。ベッド下などぴったりと納めればすっきりした印象に。

壁やピクチャーレールを活用する

家具を増やすと、どうしても部屋は狭くなってしまいます。そこで壁を有効活用すると、場所をとらずに収納スペースを増やせます。壁につけた棚は、ちょっとした本棚になりますし、フックはハンガーラックになります。賃貸でも穴が目立ちにくいタイプもありますので、空いたスペースを有効活用してみてください。

目隠しや間仕切りを収納家具にする

一人暮らしのワンルームの場合、ベッドからキッチンが丸見えということも。そんな時に収納家具は間仕切りや目隠しに大活躍です。抜け感のある薄型のシェルフを選べば圧迫感も抑えられるのでおすすめです。ベッドからテレビを見せたくない場合も活用できます。

いかがでしたか?一人暮らしの6畳1Kやワンルームのレイアウトを広く見せるポイントをご紹介しました。狭い部屋を広く見せるコツは「広く見える色を取り入れる」「家具使いを工夫する」「収納の工夫でスッキリさせる」の3つ。ぜひ取り入れてみてくださいね。

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