こんにちは。整理収納アドバイザーのNagisaです。3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。
みなさんのおうちには「一生もの」の雑貨や家具などがありますか。生活を共にし時を経ることで、色や質感も変化していき、そのモノへの愛着も増していきますよね。安くて良いものが増えている時代ですが、考え抜かれたデザインや長く使うことでより美しく変化する家具は、価格に変えられない魅力があります。
わが家にも、これまでの家族の暮らしを見守ってきてくれた一生ものといえる家具が2つあります。今回はその2つについてご紹介します。お家に一生ものの家具を取り入れたいなと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一生ものを選ぶときのポイント
私が一生使いたいと思ってモノを選ぶときに気を付けていることは、この3つ。
- ライフスタイルが変わっても使い続けられる
- 購入後のメンテナンスができる
- 劣化も楽しめる飽きないデザイン
妥協することなく選び、迎えいれるまでの体験も、一生ものを選ぶ楽しみの一つ。そして、その体験はモノへの愛着へつながっていくと思います。
また、一生ものを選ぶときには、「これからのライフスタイルの変化に対応できるかどうか」も大切なポイント。子どもがいると使えない…などの理由で手放してしまうなんてことがないように、今後のライフスタイルの変化もしっかりと視野に入れることが大切ですよね。
1. ダイニングテーブル
1つ目は、7年前北海道に住んでいるときに、旭川家具センターで購入したオーダーのダイニングテーブルです。アイアンの脚と無垢の木材がお気に入り。
2人目が生まれる前に大きなダイニングテーブルを購入したいと考えていて、旭川まで見にいきました。たくさんのデザイナーさんによるテーブルが並ぶ中、最初にピンときたのがこのテーブルでした。
大きなダイニングテーブルで食卓を囲むのが夢だったこと、そして何かあったときには、購入したお店で削り直しのメンテナンスもしていただける点も決め手に。
サイズ、高さをオーダーして作ってもらったこのダイニングテーブルは、どの引越し先でもお家の中に温かさと豊かさをプラスしてくれて、いつも私たちの暮らしの中心にいるような存在になっています。
毎日のごはんも、コーヒーを飲む時間もこのテーブルのおかげでご機嫌に過ごすことができているような気さえします。
2. ダイニングチェア
上京してはじめてのボーナスで購入したのが、「IDEE SHOP」のLOVE-IT CHAIR (ラビットチェア)。憧れのIDEE SHOP 自由が丘店で、たくさんの生地サンプルの中から布地を選ぶ時間は、とても印象に残る体験でした。
当時はデスクのチェアとして、子育て中がはじまるとダイニングチェアとして主に使うようになりました。現在はダイニングで仕事をすることがほとんどで、またこの椅子と一緒に仕事ができることがとても嬉しかったです。
このチェアのさらなる魅力は、張り直しのメンテナンスができること。昨年、購入して約10年経ったときに、はじめてウレタンの入れ替えと生地の張り直しのメンテナンスに出すことに。メンテナンス費は、IDEE SHOPで他のチェアが購入できるほどの価格でしたが、その選択肢はありませんでした。
今までの色味より少し暗めの赤をチョイス。これまでの家族の歴史を見守ってきたチェアがまた綺麗に戻ってきたとき、このチェアと過ごすこれからの10年がとても楽しみになりました。
一生モノの家具がお家にあるだけで、暮らしが豊かに、より上質なものになります。雑貨も家具もとても安価に手に入る時代だからこそ、一つのものを大切に使うことへの時間がより贅沢に感じるのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto