壁面を有効活用できる無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズをご存知ですか。石膏ボードに取り付けることができ、取り外したあとも穴が目立ちにくく、賃貸でも使える人気のシリーズですよね。
わが家でも賃貸のときから愛用していて、引越しをするたびにとても活躍しました。そこで今回は、「壁に付けられる家具」シリーズの活用方法を4つご紹介。新生活をスタートして、収納を見直している方や壁面を活用してより使いやすくしたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
壁に付けられる家具って?
無印良品の壁に付けられる家具は、5つのピンを使って石膏ボードに取り付けができる家具のことです。棚やトレー、フックなど様々なタイプがあり、用途に合わせて家具を選ぶことができます。
2021年からピンをとめるパーツが改良され、使用中に家具が外れにくくなり、しっかり固定されるようになりました。また、色もオーク材、ウォールナット材、オーク材のライトグレーの3種類の中から選ぶことができるので、設置場所やお家のインテリアに合わせて取り入れることもできますね。
活用例① 玄関収納に
傘やマスクの一時置きなど、玄関でちょっと仮置きしたいときに活躍しているのがこちらのタイプ。「長押(なげし)・幅44cm」のタイプで、色はホワイトグレーをチョイスしています。
壁の色に近いホワイトグレーをチョイスすることで、小さな玄関でも圧迫感をおさえることができています。長押タイプは厚みが4cmなので横から見てもスッキリですね。
この収納にはS字フックと吊り下げ用の収納を組み合わせています。お出かけ前に忘れがちな日焼け止めや、宅配を受け取る時に必要な印鑑を収納して、玄関の扉を開けなくても必要なものがサッと取り出せる仕組みに。
活用例② 飾り棚として
おもちゃ収納や小学生になる長男のデスクの上の飾り棚には、棚タイプを活用しています。
この飾り棚だけは自分の好きなようにディスプレイしてよいということもあり、厳選して飾ることを楽しんでいるようです。ここなら下の子に触られることもないので、自分だけの空間を作るのにもぴったりでした。飾りたいモノと勉強するスペースを分けることができる点でもおすすめです。
幅44cmのタイプは、コンパクトなので窓のある壁面でも使用することができて便利です。設置する高さも自由に決められる点も嬉しいですね。
活用例③ 学用品の収納に
水筒カバーや体操服袋などを引っ掛ける収納をするために活躍しているのが「フック」タイプのもの。フック部分も大きいので子供でも簡単に引っ掛けることができます。
子どもが使いやすい高さに自由に設置できるため、学用品の収納や身支度スペースにもぴったり。
また、よく忘れてしまう名札の定位置には「トレー」タイプを使用しています。以前は、ランドセル収納の近くに取り付けていたのですが、長男から「どうしても忘れてしまうので玄関にこれをつけてほしい」との申し出がありました。
現在は、玄関のドアを開けたらすぐの場所に名札を置く場所をつくり、帰ってきたらすぐに外すような仕組みをお試し中です。気軽に付け替えられるのもこの家具の魅力ですね。
活用例④ キッチンでのちょい置きに
キッチンにも壁につけられるシリーズが活躍しています。イヤフォンや充電中のスマホを、ちょい置きするために「長押・幅44cm」タイプを取り付けています。
横から見ると圧迫感がないこと、食器棚や背面が木製であることから統一感を出すことができました。
いかがでしたか。壁に付けられる家具シリーズは、ここに収納があったら便利なのに…という場所に簡単にとりいれることができます。ネジ止めの家具と比べて、取り外したあとのあとも小さいので賃貸でも取り入れやすいですね。自由に壁面をカスタマイズできる「壁に付けられる家具」シリーズを取り入れる際は参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
Nagisa Okamoto