REの読みものを訪れてくださる方の中には、片づけは悩みが解消されてきて、これからインテリアをもっと自分好みにしたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はインテリア雑貨を購入したり飾ったりする前に、まずやってみてほしい3つのことをお伝えしていきます。
- 岸上 のぞみ 整理収納アドバイザー、ルームスタイリストプロ
- 3階建て2階リビングの建売のお家で、夫と息子と私の3人、時々保護猫と暮らしています。ノウハウだけでなく、自分自身の心の声や個性に気づき、行動することを大切にしたお片づけサービスやオンラインレッスンなどを子育てママ中心に開催。
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⒈ すでにあるものから「好き」の共通点を見つける。
片づけで不要なものを家から出したら、まずはインテリア雑貨を買い足す前に、自分がすでに持っているお気に入りのものの共通点を見つけるのがおすすめです。
![複数のかご](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/f10dfc17-1db3-46b3-b129-04fcfc386725-0-1024x768.jpg)
ノートや紙にお気に入りのものを箇条書きにして、色・形・デザイン・質感・機能面・想い出など、自分がそれを気に入っている理由を探ってみましょう。センスが良い人たちは、自分の「好き」を自分でよく知っています。自分の好みを深掘りすることで、後々部屋全体の印象もブレにくくなります。
⒉ 部屋全体の写真を撮る。
インテリアと一言で言っても、雑貨や植物、壁や床など、単体のものではなく、見えている全体の印象をまとめるのが難しいところ。大切なのは、普段から部屋の全体像を自分で理解していること。そのためにすぐできるのが、部屋全体の写真を撮ることです。いろんな角度からなるべく広角で撮影してみると、客観的に見ることができ、普段は気がつかない違和感に気づくことも。
![キッチンダイニングのインテリア,見せる収納](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/9c20a469-b579-47fd-b3ed-98b73944a9cf-0-1024x768.jpg)
インテリア用品など部屋に見えるように置くものを購入する時は、撮影した画像を見ながら自分の家にあっても違和感がないかどうか確認。「素敵!」と思って購入したものの、自分の家に置くと「家の雰囲気に合ってない・・・」なんてことを防ぐことができます。
⒊ インテリアの色とテーマ人物像を決める。
・色を決める
部屋の印象を一番左右するのが色。部屋全体で見えている色味を3〜4色に抑えるだけでまとまりが出てきます。インテリアの色についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。「インテリアの色の悩みに、知っておきたいカラーコーディネートの基本」
![ニッチのインテリア](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/6c128927-360a-434a-929f-322c2ae5a70b-0-1024x768.jpg)
・テーマ人物像を決める
「インテリアのテイストを決める」と言うと難しく感じますが、テーマがあった方がひとつひとつのアイテムが選びやすくなります。最初に決めてもいいですし、家具や照明など気持ちが高まるものをひとつ置いてみて、そこからイメージするのもいいと思います。
![ヨーロッパの風景](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/IMG_9615.jpg)
私の今のインテリアのテーマは「ヨーロッパの田舎に住んでいる日本人おばあちゃんの家」。
例えば「温かみのある北欧インテリア」「ナチュラルで白を基調にしたインテリア」等でも良いのですが、テーマが大きすぎるとイメージの幅も広くなり、インテリア用品を揃える時の基準も幅広くなりがち。そこにどんな人が住んでいるかをイメージしてそれをテーマにすると、もの選びの基準がブレにくくなります。
![ヴィンテージラグのあるリビングインテリア](https://r-e.jp/wp-content/uploads/2022/03/e8aaa481-8f4a-4b97-8585-38e2b82677e2-0-1024x768.jpg)
今回お伝えした3つのコツは、マイホームだけでなく、賃貸でも、築が古くても、家の条件に関わらずできることばかりです。ぜひ自分好みのインテリアを追求してみてくださいね。