こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。今回はスキンケア用品の持ち方についてご紹介します。スキンケアアイテムを使うのは、忙しい朝とお風呂上り、どちらも子育て中のママにとってはバタバタな時間帯ではないでしょうか。日々子どものお世話に追われているママにも、セルフケアの時間を少しでもスムーズにとって欲しい、そんな願いも込めてお伝えします。
1. 定位置は動線上に配置する
スキンケアアイテムを使うタイミングは朝晩の2回。皆さんはそれぞれどんなタイミングで、どんな動線で使っていますか?忙しい時間帯でもサッと手に取るためには、使う場所の近くに定位置を決めるのが必須です。毎日使うアイテムはより優先順位を上げて、出し入れしやすい配置にしましょう。
・洗面所で集中ケア派
洗顔後や入浴後のタイミングに洗面所で集中的にスキンケアをする方は、洗面所に定位置を。その際、あちこち開けなくて済むように、一か所にまとめて収納しましょう。定期的に整理をして、毎日使うアイテムだけを無理なく収めておくと出し入れの動作もスムーズです。
・子どもと一緒にリビングで派
乳幼児のいるご家庭では、入浴後はリビングに移動してまずお子さんのスキンケアをする方もいます。その場合はママのスキンケア用品もリビングにあると便利です。ボックスなどにまとめておくと分かりやすいでしょう。また、お子さまの月齢によっては、誤飲の危険性も配慮しながら定位置を決めて下さい。
・ながらスキンケア派
私もそうなのですが、家の中の一か所に留まってスキンケアをするのではなく、家事や家族とのコミュニケーションを取りながらの「ながらスキンケア」が日常な方もいます。その場合、タイミング・場所・使うアイテムをイメージして定位置を決めます。私の場合、洗顔や入浴後にすぐ使う化粧水やオイルなどは洗面所がベスト。鏡裏の収納スペースに配置しています。
その後、洗面所からキッチンへ移動し、朝はシートマスクをしながら朝食づくりをスタートするのがいつもの流れ。なのでシートマスクとその後に使うクリームはキッチンの吊戸棚が定位置です。
日々忙しくて落ち着いてスキンケアができない方は、まずは朝の洗顔後、夜の入浴後の自分の動きを観察して、動線上に配置されているかをチェックしましょう。
・使う場所が複数になるアイテムは?
動線上に定位置を決めていくと、どうしても使う場所が異なるアイテムも出てきます。その場合、毎日使うアイテムなら夫々の場所にひとつずつ配置してもOKです。例えば乾燥する季節になると一日に何度も使うハンドクリーム。我が家では、日中の家事の合間に度々使うものはダイニングテーブルに置いています。また、外出時に持ち出すミニサイズのハンドクリームはクローゼットに。そして寝る前のスペシャルケアとして使っているクリームは寝室の枕元にあります。
使う場所が違うけれど1つで済ませたい場合は、より優先したい方の場所に置くか、どの場所からも手に取りやすい定位置を決められると良いでしょう。私の場合、洗顔料はお風呂の浴槽脇の出入り口近くが定位置。朝は洗面所で洗顔、夜はお風呂で洗顔をする際、どちらからも手に取れる配置です。
2. 使い切れる量を持つ。種類、ストックを増やし過ぎない
スキンケアアイテムの開封後の使用期限は半年~1年が目安。お得だからと大容量を選ぶ、たくさんの種類を持つなどをしていると、使い切れず捨て方に困ったり、収納内も煩雑になったり、管理しにくくなりがちです。また、体質や体調によっては肌への刺激になってしまう場合もあるため、選ぶ際は慎重に。初めて使うアイテムは多少割高でも少量サイズを購入し、ストックは1つまでと決めておくのがおすすめです。
種類やストックを増やし過ぎず、使い切れる量だけを持つためにできることは他にもあります。「顔、体、髪の毛など、部位別にアイテムを持つのではなく、併用できるアイテムを選ぶ(肌にも髪にも使えるオイルなど)」「なるべく家族で共用できるものを選ぶ(子どもと一緒に使える保湿剤など)」「スペシャルなアイテムを欲しくなったら、量や頻度の調整や、丁寧に付けることから変える」
3. サンプルはすぐ使う
スキンケアアイテムのサンプルが洗面所の収納にたくさんあるお家はありませんか?いつか旅行の時に…と取っておきがちですが、いつの間にか大量に溜め込んでしまっている方もよく見られます。試供品には保存料が使われていないことも多いので、貰ったらすぐに使うのがベスト。存在を忘れないよう、目につく場所に置きましょう。普段使っているボトルの手前に置いたり、壁面にマステでペタっと貼ったりするのも分かりやすい配置です。
マステは使いかけの封にも使い回せますし、自立が難しいサンプルは洗濯ばさみを使うと立たせて置くことができます。また、使う予定の無さそうなサンプル品は最初から受け取らないという行動も、モノをスッキリ持つためには大切です。
いかがでしたでしょうか?日々忙しく、自分のためのケアをする時間が取れない方ほど、その収納方法や持ち方を見直すことで得られる効果は大きいはず。ぜひ新たな気持ちでスキンケア習慣をスタートしましょう。
・洗面所の収納について詳しくはコチラの記事でも詳しくご紹介しています。