こんにちは!整理収納アドバイザーのすぎたともみです。採光や通風の確保に欠かせない「窓」。おうち時間が増えてからは、外の空気が感じられる「窓」は憩いの存在でもあります。今回は、そんな窓周りのスペースを活用したアイデアをご紹介します。収納スペースが足りなくてお困りの方はご自宅の「窓」を有効活用するのもおすすめ。また、好きなインテリアを実現するために窓周りを活用する手もあります。
- すぎたともみ 整理収納アドバイザー
- 東京都在住。小学生の息子と夫と、夫の両親との二世帯住宅に住んでいます。
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収納として活用する
窓枠の有効活用で気軽に試せるのが「突っ張り棒」を使った収納テクニック。100均などでも手軽に買える突っ張り棒を窓枠と組み合わせることで、収納スペースを簡単に確保できます。
例えば我が家では、窓枠の突っ張り棒に洗濯グッズを収納しています。ここは普段私がシーツやバスタオルなどを干す窓のすぐ横にあるFIX窓(開閉ができない窓)。洗濯動線的にもベストな場所です。使ったのは100均で購入した突っ張り棒。大き目のピンチや布団ばさみは直接引っ掛けるだけ。小さな洗濯ばさみは小物入れにまとめて、結束バンドで突っ張り棒に固定しています。この時、使うアイテムや洗濯ばさみは白や半透明などの色味に統一すると、存在感が薄まりシンプルにまとまります。
開閉を頻繁にする窓は、高さを工夫すれば突っ張り棒は取り付けられます。こちらは浴室の小窓。開閉の邪魔にならない高い位置に、短めの突っ張り棒を取り付けています。ここはお風呂掃除用のスポンジの定位置に。窓からの通風のおかげで、使い終わったスポンジもカラッと乾き、一石二鳥です。目線の高さを外して設置すると存在感を薄められます。
開閉が頻繁でない窓であれば、窓枠自体を直接小物を置くことも可能です。我が家では、洗面所の窓枠に洗濯洗剤を置いています。この窓の開閉は、ごくたまになので特に支障はありませんが、ここに置くものは万が一転落しても大丈夫なモノに限定しています。洗濯機のすぐ横なのでとてもスムーズに洗剤の投入ができています。
飾り棚として活用する
小さな窓枠は、飾り棚としても活用できます。
こちらは我が家のキッチンにある奥行き10cmほどの窓枠。庭からカットした植物や、海で拾った貝殻など、自然のものを置くことで外とのつながりをつくるのが好きです。
光が入る場所なので、ガラス製のオブジェや器はキラキラと輝き、家事の合間に癒しをくれます。天候や時間帯によって違う表情を楽しめるのも新しい発見でした。同じような晴れた空でも夏と冬では全く違う日の入り方をするので、季節の移り変わりを味わうこともできます。また、ラジオメーターやサンキャッチャーなど、光を利用したオブジェもぴったりです。
季節感を取り入れたディスプレイにもおすすめ。こちらは我が家のクリスマス飾りです。クリスマスと言えば大きなツリーに憧れますが、この小さなスペースが私には手軽でちょうどいいイベント飾りスペースになっています。大がかりな季節飾りはハードルが高い、という方は、この窓枠だけは定期的に季節を楽しむスペースとして活用してみてはいかがでしょうか。
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