毎日の食事に欠かせない食器。食器収納は、食器の出し入れで1日に何度も使う場所だから、整えることで暮らしの変化を実感しやすい場所なんです。
そこで今回は、わが家の食器収納のポイントをお伝えします。新生活のスタートや、環境の変化で、暮らしを見直したいと思っている方は、食器収納を見直してみるのはいかがでしょうか。
- Nagisa 整理収納アドバイザー
- 3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。子どもがいてもシンプルに暮らしたい。ワンオペ育児から生まれた収納や暮らしのアイデアを発信しています。
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1. 毎日使うモノは最短距離に
ついつい面倒に感じてしまうのが、洗ったあとの食器の片付け。そのハードルが少しでも下がるように、できるだけ動かなくても片付けられる距離に収納場所を作っています。
さらに、動作もできるだけ簡単に済むような収納方法に。例えば、毎日使うお茶碗やお椀、グラス類は細かい仕切りは作らずにただ入れるだけの収納にしています。
引き出しを開ければ、ワンアクションで片付けが完了。食洗機からすぐの場所なので、一歩も動かずに済むのも、スムーズに片付けられるポイントです。
2. 小皿は立てて出し入れしやすく
毎日使う小さなお皿は、無印良品の収納アイテム「ポリプロピレンコットン・綿棒ケース」を使って立てて収納をしています。種類の異なる小皿でも、立てて収納すると出し入れのしやすさもUP。
ボックス同士がずれないようにクリップでとめるのも、プチストレスを解消するポイントです。
重ねて置くよりも省スペースで出し入れもしやすいので、引き出しなどで小皿を収納している方は参考にしてみてください。
3. 食器を統一して出し入れしやすく
毎日使う平皿やボウル型のお皿は、何年もかけて少しずつiittalaのティーマに統一してきました。大きさや形がバラバラの食器よりも、形が統一されていることで棚の中に収納していてもスッキリおさまります。
わが家のキッチンは収納スペースが小さいので、空間を有効的に使う必要がありました。本来「重ねる収納」は出し入れしづらい方法ですが、食器の種類を揃えることで重ねていても出し入れしやすい収納になっています。
4. 奥行きは使用頻度に合わせて
食器は厳選したものだけを揃えているわが家ですが、「毎日使うもの」と「週に何回か使うもの」というように、使用頻度は異なっています。使用頻度が違うものを収納するときは、奥行きを活用するのがおすすめ!毎日使うものは手前に置いて、奥にはたまに使う食器を置くようにすると、出し入れがスムーズです。
食器が出し入れしにくいと感じる方は、毎日使う食器が奥の方に収納されていたり、他の食器を取り出さなければ出し入れできない状況になっていないか、チェックしてみてくださいね。
5. 大皿を重ねるのは3枚まで
人が集まることが多いわが家では大皿を5枚持っています。大皿は小皿とは違い、種類の異なるものばかり。そのため全てを重ねてしまうと、出し入れしづらくなってしまいます。
そこで、大皿の収納には無印良品の「ポリプロピレン収納ラック・薄型」を使用。空間を横に区切り、最大でも3枚までしか重ねないような工夫をしています。ラックを使うことで、出し入れしやすく、見た目もスッキリ見えますね。
いかがでしたか。今回はわが家の食器収納についてご紹介しました。新生活をスタートされた方や、ライフスタイルが変わり、キッチンでの家事を楽にしたい!という方の参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto