こんにちは。整理収納アドバイザーのNagisaです。3LDKのマンションで、男の子2人と単身赴任中の夫の4人で暮らしています。
お仕事や育児に忙しい日々でも、掃除・洗濯・料理と毎日やらなければならない家事はたくさん。その中でもキッチンは、朝から夜まで何度も立つだけでなく、調理から片付けまで作業も多い家事の一つです。そこで今回は、キッチンでの家事を効率的にこなすため、わが家が実際に取り入れているキッチン収納の3つのポイントをお伝えします。

キッチンでの家事を楽にしたいけど、どうすればよいのかわからない!という方は、是非参考にしてみてくださいね。
1. 動線を意識して収納
キッチン収納で一番大切なポイントは「動線」です。食器を片付ける時、調理をしているとき、配膳をするときに無駄な動きをしていないかどうかチェックしてみてください。ちょっとした動作でも積み重なれば大きな時間になるし、動作が多いとついつい面倒になってしまって後回しにしてしまうこともあるかもしれません。

例えば、食洗機から食器を片付ける時、毎日使う食器は食洗機に一番近い場所に収納。わが家の場合は、食洗機から取り出したら一歩も動くことなくお茶碗、コップ、平皿を収納することができます。

コップやお茶碗も引き出しを開けていれるだけ。複雑な仕切りなども作っていないため空いているスペースにおいていくだけです。
調理をするときもフライパン、キッチンペーパー、菜箸、油はコンロ周りに全て収納。その場から動かずに必要なものが必要な場所にあることは、調理の作業も楽にしてくれます。

毎日何度も使用するものは、ガラス瓶に入れて見せる収納に。引き出しや扉を「開ける」という動作がないためとてもスムーズです。

ただし、たくさんのモノを出しっぱなしにしてしまうとお掃除の手間になってしまうので「毎日使うモノだけ」に厳選してみるのがおすすめです。外に出しておくものは、インテリアになじむように、容器のデザインや色などにも気をつけてみましょう。
2. 詰め替えは最小限に
調味料などの「詰め替え」の作業は、容器を洗う、消毒する、詰め替えると意外と面倒。詰め替えるものは、詰め替えた方が作業が効率的になるものだけに限定しています。

そして、詰め替えるときに大切なのが容器の容量です。例えば、お砂糖。詰め替えをしたときに入りきらずに余ってしまった場合、またその余ったお砂糖を収納するスペースが必要になってしまいますよね。定番のものは開封したら、できるだけ余りがでないような容量の保存容器を選ぶことをおすすめします。

詰め替えなくても良いものは取り出しやすいように立てて収納。浅めの容器にまとめるだけでスッキリ、そして詰め替えなくても出し入れがしやすくなります。
3. グループでまとめる
「お弁当を作る」「コーヒーを入れる」などの作業で必要になるものを、ひとまとめにすることも、家事を楽にする収納の一つです。

週に2回お弁当を作っているわが家も、お弁当セットを取り出せば1アクションでお弁当作りに必要なモノを全て取り出すことができます。何か作業をするときにあちこちの引き出しや扉を開けている場合は、このようにグループにまとめて収納するととても便利です。
いかがでしたか。キッチンでの収納を見直すことで、一つ一つの作業が効率的になり、毎日の家事を楽にしてくれることに繋がります。そして、少しでも家事に追われる時間が減ると、心にもゆとりが生まれます。家事を少しでも楽にしたいと思っている方のヒントになると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
整理収納アドバイザー Nagisa Okamoto